2019年12月25日、26日 1年生対象のイマージョンプログラムを行いました。イマージョンプログラムとは、生徒が少人数に分かれ、外国人講師の方とワークショップやディスカッションを行うプログラムです。本校1年生約90名が参加しました。1日目にグループごとにワークショップを行い、2日目にプレゼンテーションを行いました。難しいテーマにも臆することなく、英語で学び、英語で発信する良い機会となりました。ハードなプログラムでしたが、生徒は達成感に溢れた顔をしていました。以下、参加生徒の感想です。
イマージョンプログラムを受けて
私は中学生の時から英語が好きで、学校でALTの先生と話しをよくしていました。3年生の夏に学校で催されたイマージョンプラグラムに参加し、とても楽しかったので今回も担任の先生にプログラムを勧められたときにすぐに参加することを決めました。しかし教材を受け取って事前課題に手を付け始めたとき、その膨大な量と難しさに驚きました。参考資料には見たことのない単語が並び、読むことも大変なのにそれを基に自分の意見を英語で言えるようにしなければならなかったので、かなり苦労しました。最後のプレゼンテーションのテーマも難しいものが多く、とても頭を使いました。グループのメンバーも知らない人ばかりで当日まで不安ばかりでした。
しかし、プログラムは思っていたよりもずっと楽しいものでした。担当の先生は明るく優しい人たちばかりで、私の不安をすぐに取り除いてくれました。志の高い仲間にも出会えることができ、ポジティブな気持ちでプログラムに参加することができました。難しかったプレゼンテーションの準備も先生のアドバイスでしっかりとでき、クラスの代表として大勢の前で発表するという貴重な経験をすることもできました。私はAIについて発表しましたが、難しいテーマについて自分なりに学習し英語でまとめてわかりやすく話すということはとても貴重な良い経験になったと思います。
また、来年度宿泊野外行事で訪れるベトナムについてたくさん学べたことも良かったです。国に対する理解がより深まったので、実際に現地を訪れた時に視野が広がり、よりたくさんのことを感じることができると思います。
今回のイマージョンプログラムで、英語力だけでなく、思考力も確実に付けることができたと感じています。また、社会に出た時にも役立つプレゼンテーションのコツや物事に向き合う姿勢も学ぶことができました。事前学習の時に折れそうになったこともありましたが、最後までやり通せてよかったと思います。とても充実した2日間でした。このプログラムで得た自信を他のことにも繋げていきます。