前期期末考査が終わり、秋季休業日を終えていよいよ後期がスタートしました。
始業式は、3学年そろって体育館で行われました。校長からの式辞、各部活動で授賞した生徒の表彰に続き、学びの報告会が行われました。
◆高江洲校長の講話について → 校長ブログ
学びの報告会では、まずN P O法人「Touch the Future」主催の地域医療研修に参加した1年生からの発表がありました。
全国から集まった高校生が「地域医療とは何か」を学ぶため、島根県の「隠岐島前病院」で行われた地域医療体験学習に参加しました。地域医療の現場の様子を撮影した動画も交え、「赤ちゃんから100歳まで、内科から外科まで」をカバーする「総合医療」の重要性について伝えてくれました。臨機応変に診断する大変さを学ぶとともに、病院内での体験だけでなく限界集落への訪問や老人ホームへの診察など、様々な体験をした密度の濃い学びについて報告してくれました。
続いて、2年生2名から「トビタテ!留学 J A P A N」でバンクーバーとハワイ、それぞれの留学体験を報告してくれました。 自ら留学計画を作成する「トビタテ!留学J A P A N」の制度についての説明に加え、実際の留学体験について、写真なども交えながら詳しく報告してくれました。ハワイの留学では、ホノルルの語学学校での研修や日本文化の発信、サンゴ礁の生態調査など、多岐にわたる学びの報告があり、留学において「Uncomfortable Zone」に身をおくことで自分自身について考える契機を得られること、留学を通して将来のロールモデルが見つかることの重要性について述べてくれました。
部活動で、表彰された仲間の活躍を聞いて拍手を送り、自分自身も頑張ろうと思うことができる。自身の学びの体験を報告することで、体験した内容を再確認することができる。さらに、友だちの学びを聴き、他の生徒たちが刺激を受け、そして新たな学びへと繋がっていく。
学びのバトンが繋がれてゆく茨木高校。後期のスタートです。