7月27日(水)から1泊2日で「SSH東京方面サイエンスツアー」を実施しました。19名の生徒が参加しました。目的地は初日が日本科学未来館、2日めがJAXA筑波宇宙センターです。最先端の研究施設を見学したり、JAXA職員による講演を受講したりすることで、参加生徒の科学的興味・関心を高めることなどを目的としています。
日本科学未来館では、特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」を全員で見学した後、各自、常設展やドームシアターを見学し、ワークシートに取り組みました。
初日の夜には研修会として、①日本科学未来館について調べたこと、②日本科学未来館で学んだこと、③JAXAについて調べたこと、という3つのテーマについて3~4名のグループ間で共有した後、各グループが持ち時間10分で発表と質疑応答を行いました。
この研修会は、課題研究のテーマ設定の参考や研究課題の深化に繋げることとともに、プレゼンテーション能力の向上を期待して実施しました。その期待どおり、研修会の後半には、質疑応答が活発に行われていたそうです。
2日めのJAXAでは午前中、JAXA内の施設を見学するツアーに参加しました(70分)。宇宙管制施設では働く職員の姿を見学することができました。また、旧展示館にも行き、実際に使われていた宇宙服や衛星、宇宙飛行士のための訓練器具などの展示を見学しました。ツアー終了後、スペースドームを見学しました。そこでは、様々なロケットの模型や衛星が展示されていました。
午後はJAXAの研究開発員の方による講演とJAXAの研究施設を見学しました。職員の方々の思いや、現在、JAXAで進められているプロジェクトの内容を説明していただきました。生徒からの質疑にも多く答えていただき、生徒たちは多くの刺激を受けたようでした。
生徒たちはこの2日間で貴重な体験をしたと思います。今回の体験を通して感じたことや学んだことを今後の活動に活かしていってほしいと思います。また、今後もこうした取組みに積極的に参加してくれることを望んでいます。引率の先生、参加した19名の生徒の皆さん、お疲れ様でした。