天体部「夜間観測会」 報告

 本校には、府立高校では珍しい天体ドーム(コンピュータ制御の本格的な天体望遠鏡)があります。観測を始める前に見えている星空と望遠鏡のコンピュータを一致させる「アライメント」と呼ばれる操作を行えば、データベースから見たい天体を選ぶだけで、自動的に望遠鏡が動き出し、その天体を視野に導いてくれます。そして、その後も自動的に追尾していきます。

 

 10月14日(金)、天体部の活動として「夜間観測会」を行いました。今回は天体望遠鏡や大型天体望遠鏡に加えて、CCDカメラの操作の習得を目的としながら、月の観察・撮像、木星や土星といった惑星の観察・撮像を行いました。当日の天候はとてもよく、雲一つない夜空を観測できました。目的であった木星や土星、そして月の出の観察をすることもできました。

  

  

 今年度1年生である77期生は10名を超える生徒が天体部に入部していますが、入部して以来、観察しやすい天体がなかったり、天候に恵まれなかったりで、これまで十分に望遠鏡を通して天体を見ることができていませんでした。それだけに、今回は大きく見える惑星にとても感動していました。望遠鏡の操作は身に付いていましたが、CCDカメラの操作はトラブル等もあり時間内に扱いきれなかったため、次回実施するにあたっての目的の一つとなりました。

  

 1月には皆既月食があるため、その観察ができるよう計画・準備をすすめていきたいとのことです。次回も楽しみですね。

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