第52回ブラスバンド部定期演奏会を開催

 昨日、5月5日(祝)南海浪切ホール大ホールにおいて、第52回岸和田高校ブラスバンド部定期演奏会を開催しました。大ホール1階は後ろの方まで結構、席が埋まっているような状況でした。ゴールデンウイーク中にもかかわらず、多くの方にご来場いただき、ありがとうございました。

 

 プログラムはⅢ部構成になっており、第Ⅰ部は明るく軽快なメロディーの曲、今年度の吹奏楽コンクールの課題曲、バレエ音楽を吹奏楽用にアレンジした曲、「たなばた」の愛称で親しまれているロマンティックな曲と、バラエティーに富んだ4曲が演奏されました。

   

 第Ⅱ部の前半には現役の生徒にOBバンドも加わり、あわせて67名による合同演奏がありました。1曲めは「スパニッシュ・フィーバー」というノリのよい曲で、すごい大音量の迫力ある演奏でした。その後には「となりのトトロ」からの7曲がメドレー形式で演奏されました。卒業生の方が全身を使って大きな動きで指揮をされていたのがとても印象的でした。

 今も音楽・楽器演奏を続けられていることに感心させられます。また、今回の定期演奏会に向けて、あわせて練習する機会はほとんどなかっただろうに、一体感のある演奏にも感心しました。現役の生徒にとっても刺激になったことだと思います。OBバンドの皆さま、どうもありがとうございました。

   

 第Ⅱ部の後半には、定期演奏会恒例の「岸高オリジナルメドレー」が演奏されました。1年生部員が演じる劇や踊りにあわせて、2,3年生部員が誰もが聞いたことのある曲を演奏していきます。私は学校内で劇の練習をしているのを見ていただけに、とても楽しみにしていました。和田男と岸子の肉体が入れ替わり、・・・といった展開で、劇としてもよく考えられたストーリーがとても楽しかったです。練習の成果もあり、皆が堂々とそれぞれの役を演じており、とても完成度が高かったと思います。

  

  

 第Ⅲ部は「Sing,Sing,Sing」という吹奏楽では定番の曲を演奏した後、3年生2名の部員に対するインタビューが行われました。3年生部員は皆個性的であるという話しがありましたが、そのことが頷ける2人の個性が現れた、聞いていて嬉しくもあり楽しくもある、やり取りでした。

 そして「アラジン」からの4曲をメドレー形式で演奏した後、本演奏会で引退となる3年生13名が一人ずつ紹介されました。また、6役(部長、副部長、学生指揮、会計、木管セクションリーダー、金管セクションリーダー)の紹介がありました。

 その後、3年生部員を代表して部長から挨拶がありました。部長としての責任を感じながら、自分が考えてきたことや感じたことなどをしっかりと話しをしていました。時には、そのことを思い出し、感情がこみ上げてくる場面も見られ、とても感動させられた立派な挨拶でした。

  

  

 挨拶の後、「知恵を持つ海」という海の美しさや力強さをイメージさせる壮大な曲が演奏されました。予定のプログラムはすべて終了しましたが、部顧問の長谷川教諭からのお礼の言葉のあと、リクエスト曲が演奏され、今年度の定期演奏会は終了しました。

  

  

 来年度第53回となる定期演奏会も、5月5日に開催予定であることが発表されていました。2年生部員18名に1年生部員も加わり、新部長のもと、部員全員でブラスバンド部を盛り上げていってもらいたいと願っています。期待しています。来年度の定期演奏会を今から楽しみにしています。

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