男子バスケ部 ウィンターカップ予選 報告

 本日、8月26日(土)から大阪高等学校バスケットボール選手権大会(ウィンターカップ予選)が始まりました。本校は本日11:10から貝塚高校において初戦、上宮高校との試合がありましたので、私も観戦してきました。私は教員として府立高校3校で勤めましたが、ずっと硬式野球部の顧問であったため、バスケットボール部の公式戦を観戦するのは初めてです。競技によって試合における作法が異なり、何か新鮮で興味深かったです。

 バスケットボール素人である私が、試合を観戦して感じたことはたくさんあります。まずは、バスケットボールの展開の速さと体力面でのハードさです。また、相手の技術が上回る場合に自分たちのペースに持ち込むことの難しさです。野球の場合は、攻撃の時間と守備の時間に分かれ、やるべきこと・動きが明確ですが、バスケットボールの場合は一瞬(不用意なパスや安易なシュートなど)で攻撃側と守備側が入れ替わるため、試合に出ている生徒も気を抜ける場面がありません。

 次に、チームプレーの大切さを感じました。5人でボールを回し繋ぎながら、入る確率の高い位置に移動し、シュートを撃てるチャンスを狙う。一瞬の隙があればボールを奪われてしまう。まさしく5人がチームとして気持ちが通じ合っていないとダメだと感じました。やっている生徒は大変でしょうが、観戦している私にとっては久しぶりの興奮・刺激を感じることができました。

 試合については、序盤から上宮高校のペースですすみ、どんどん点差が広がり、厳しい展開になっていきました。相手は守備が堅く、なかなかゴール下に入り込むチャンスがなく、無理をしながらシュートを撃つも当然ながら入らず、リバウンドを取られてしまい、失点を重ねていくという悪い流れでした。後半は相手のメンバーが入れ替わり、ほぼ互角の展開となりましたが、最終はダブルスコアでの敗退となってしまいました。技術面・体力面での差がはっきり出る競技であることを実感しました。

 ここからは男子バスケットボール部員の皆さんへのメッセージです。皆さんは今日の試合に向けて、どれだけ一生懸命練習に励みましたか?今日の試合をどのような気持ちで臨みましたか、何を目標に戦っていましたか?また、試合が終わって、どのような振り返りを行いましたか?話しを広げると、何のために部活動を行っていますか?

 行動にはすべて目的があるはずです(たまには目的なく行動できる時間があれば幸せでしょうが)。その目的達成に向けてするべきことは先日の始業式で話したとおりです。目的を見失うことなく常に意識しながら、主体的に粘り強く行動し、その都度結果を振り返りながら改善していくということです。

 おそらく今日の試合の目的(目標)は勝利することだけではなかったと思います。今日の試合における自分たちの戦いぶりをその目的と照らし合わせ、しっかりと振り返り、次の試合につなげ、チームとして成長していってほしいと願っています。期待しています。

 なお、今日観戦して感じたことは他にもたくさんありますので、また直接皆さんに話しをする機会を設けてもらうようにしたいと思っています。

  

  

  

カレンダー

2024年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

カテゴリ