２年生は11月17日（金）６,７限、１年生は11月20日（月）６,７限に、岸高ホールにおいて合唱コンクールを実施しました。合唱コンクールは40年以上前となる私が高校生の頃から行われていた本校の伝統ある行事です。令和２，３年度は新型コロナウィルス感染症拡大の影響により実施できませんでしたが、クラスの協調・団結を図り、自分たちで音楽をつくる素晴らしさを体験することを目的に、昨年度から再開しています。
学年ごとのクラス対抗で、各クラスが自由曲１曲を５分以内で発表します。指揮者・伴奏者を必ずクラスから出すことになっており、伴奏は原則としてピアノを使用します。昨年度校長となり、１年生の音楽クラス以外からもピアノによる伴奏者を出すことになっていることを知り、生徒たちの多才さに感心したところです。順位については、本校音楽科講師である宮崎先生による審査と、参加した全生徒によるGoogle Formでの投票により決定します。
開会宣言、諸連絡、宮崎先生による発声練習の後、各クラスの発表が行われました。２年生の練習開始は10月16日（月）から、１年生は10月23日（月）からであり、練習の時間帯はLHRの数時間と昼休みのみであるにもかかわらず、どのクラスも素晴らしい出来栄えだと感じるぐらい、レベルは高かったです。
大人数による迫力ある歌声や美しいハーモニーなど、音楽としての素晴らしさはもちろんのこと、緊張しながらも楽しそうに壇上に上がっていく生徒たちの表情、指揮者のマネジメントによる全員の一体感など、各クラスがこの１か月、優勝をめざし団結して取り組んできた光景が思い浮かび、とても感動しました。また、自分たちのクラスの発表が終わった後も、他のクラスの発表を真剣に聴いている姿を見ることができ、嬉しく感じました。
すべてのクラスの発表が終わり、投票が行われ、表彰の準備をしている間、宮崎先生によるピアノ協奏が行われました。表彰式では各学年３位、準優勝、優勝に加えて、指揮者賞、ピアニスト賞の表彰を行いました。
９月下旬に体育祭を行い、２年生は10月に修学旅行、そしてこの合唱コンクールと続き、より一層、クラスの団結力を強めることができたのではないかと思います。
