８月１日（木）、２日（金）の１泊２日で「東京方面大学ツアー」を実施しました。今年度は１年生５名が参加してくれました。もう少し多く参加してもらいたかったですが、昨年度と同じ人数となりました。私も昨年度に引き続き、生徒を引率してきました。
当初は東京大学、慶応義塾大学、早稲田大学の３校のキャンパス見学を行う予定でしたが、慶応義塾大学が当日オープンキャンパスを開催しており、自由に見学できないことが分かり、急遽、予定を変更しました。
新大阪駅8：30に集合し、新幹線に乗り、東京駅まで。まずは当初２日めに訪問予定であった早稲田大学に向かいました。高田馬場で下車し、途中にある西早稲田キャンパスの食堂に立ち寄り、昼食を済ませ、早稲田キャンパスまで歩きました。暑い中、お疲れ様でした。到着後、自由時間をとり、生徒たちはキャンパス内を見学しました。
再集合した後、東京大学本郷キャンパスへ移動しました。東京大学では岸高同窓会関東支部の方々と「赤門前」で15：00に待ち合わせをしていました。今回は、前PTA会長の笹島さんにも合流していただきました。
元同窓会会長の文野さんに、赤門、正門、図書館、安田講堂、東大病院、三四郎池など、それぞれの歴史や特徴などを説明してもらいながら見学しました。初めて見る生徒たちは、歴史が感じられる素晴らしい建物に感動したことだと思います。見学終了後、タクシーに乗り、岸高同窓会関東支部の方々に開催いただく激励会の会場「学士会館」に移動しました。
激励会には関東支部長の髙井さんをはじめ、たくさんの方々にご参加いただきました。開催にあたり、髙井さんと文野さんから参加した５名の生徒たちにお話しいただきました。それぞれ、後輩たちに対する熱い思いと期待が詰まった素晴らしいお話しでした。また、本校を卒業し、現在、関東方面の大学で学んでいる４名の大学生にも参加してもらい、食事をしながら、現在の大学生活や高校時代のことなどについて、話しをしてもらいました。生徒たちにとっては、大先輩そして身近な先輩からの激励の言葉を受け、これから志望大学を検討するうえで、また、大学受験に向けた学習に取り組むうえで、大きな刺激になっただろうと思います。
お忙しい中、激励会にご参加いただいた皆様、また暑い中、キャンパス案内いただいた方々に感謝申し上げます。来年度も実施したいと考えていますので、引き続き、よろしくお願いします。
２日めは予定を変更し、引率者が私を含めて３名いることから、東京外国語大学、東京工業大学、一橋大学の３大学を候補として提案し、希望に別れて、それぞれキャンパス見学することとしました。慶応義塾大学に行くことはできませんでしたが、結果的には希望する大学を見学することができてよかったという生徒もいました。来年度については当初から生徒の希望を聞いて訪問大学を検討してもよいなと感じたところです。
午前９時にホテルを出発し、３班に分かれて行動しました。私は生徒１名と一緒に東京工業大学に行ってきました。キャンパスは大岡山駅を出てすぐのところにありました。まずは入試課に行き、学校のパンフレットとキャンパス案内図をもらい、１時間程度の自由時間としました。私はキャンパス内を少し見学した後、正門入ってすぐにあった博物館に行きました。歴史と伝統、そしてこれまでの素晴らしい功績を改めて実感しました。
３班の再集合は12：15分ごろ、再び東京大学の赤門前にとしていました。予定どおり、全員が集まり、東京大学の食堂で昼食を済ませるなどの自由時間をとった後、東京駅に移動し、18：15に新大阪駅に着きました。
観測史上初めてといわれる猛暑の中の移動であったため、熱中症をはじめ、体調面を心配していましたが、予定どおり、計画をすすめることができたことに感謝します。
参加してくれた生徒の皆さん、お疲れ様でした。この「東京方面大学ツアー」に参加した目的を達成することはできたのでしょうか。考えていた内容と違ったということもあるかもしれませんが、今回の非日常の体験を通して、一人ひとりにとって、記憶に残る２日間であっただろうと思います。繰り返しになりますが、自分自身の進路を考える、学習意欲を高めるなどのきっかけにしてもらえれば嬉しいです。
また、岸和田高校関東支部の皆様をはじめ、ご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました。改めて、お礼を申し上げます。
