昨日７月28日（日）、堺市民芸術文化ホールにおいて第63回大阪府吹奏楽コンクール南地区大会初日が開催され、本校ブラスバンド部が高等学校の部Ａ組に参加しました。高等学校の部Ａ組は55名以内で、課題曲と自由曲の２曲を12分以内で演奏することが定められています。
本校は16：05から課題曲である渡口 公康 作曲の「行進曲『勇気の旗を掲げて』」を演奏した後、続けて、自由曲として天野 正道 作曲の「パラフレーズ・パァ《スタティック・エ・エクスタティック》アヴェック・アン・プロローグ・エ・レピローグ（バージョン・オルタネイティブ）」を演奏しました。
私にとっては課題曲と自由曲のどちらも、５月５日（祝）に南海浪切ホール大ホールで開催した「第53回岸和田高校ブラスバンド部定期演奏会」で聞いた曲ではありました。ただ、定期演奏会は２，３年生による演奏であったのに対し、今回は１，２年生による演奏であったことを考えると、この短い期間で、よくここまで仕上げたなというのが正直な感想です。
定期演奏会後には文化祭もあり、他の曲もあって大変であっただろうと思います。特に、当日、曲を紹介する人を困らせるほど長いタイトルの自由曲は、定期演奏会において技術的にも音楽的にも高度な曲であると言っていただけに苦労があっただろうと思います。部員一人ひとりが努力するとともに、全体でも時間をかけて練習してきたことが容易に想像できました。どうも、お疲れさまでした。
私は本校の演奏が終わった後、退場する雰囲気でもなかったことに加えて、和泉高校、三国丘高校、生野高校という私にとって身近な学校の演奏が続いたので、最後まで応援して帰りました。どの学校も「素晴らしい」という印象を持ちました。お疲れ様でした。
部員の皆さんは、当面の目標にしていたコンクールが終わり、とりあえず一息つけるのでしょうか。この後、昨日の自分たちの演奏を振り返り、課題となる点を洗い出し、改善に取り組むことによって、ブラスバンド部全体としての成長につなげてください。
次回いつ皆さんの演奏を聞くことができるのだろうと、今から楽しみにしています。また教えてくださいね。よろしくお願いします。