78期生台湾修学旅行(1日め)報告

 10月22日(火)から25日(金)までの3泊4日で、台湾への修学旅行を実施しました。新型コロナウィルス感染症拡大以降は国内でしたが、今年度2年生から5年ぶりに台湾修学旅行を再開しました。台湾修学旅行では2日めに姉妹校「景美女子高級中学」を訪問し、交流を行います。今回の訪問に先立ち、4月18日(木)には景美女子高級中学の生徒32名が来校してくれました。その時に実施した歓迎式典、授業への参加、お別れ会からおよそ半年、今回は本校2年生が景美女子高級中学を訪れます。生徒たちはこの半年間、4月に仲良くなった景美女子の生徒たちとの台湾での再会を楽しみにしていたと思います。

 では、1日めから順に報告させていただきます。10月22日(火)は先発のA団3クラスと後発のB団5クラスに分かれ、関西国際空港から別便で出発しました。A団は午前8時に、B団は午前10時に関西国際空港2階北広場集合でした。参加者全員がこれから始まる修学旅行に期待を膨らませながら、楽しそうに集まって来るのが印象に残っています。

 台湾の桃園国際空港到着後にはそれぞれ、バスで「十分」に行くクラスと「淡水」に行くクラスに分かれました。そこで自由時間をとった後、バスで夕食会場に移動し、再び合流することになります。

 「淡水」はたくさんの食べ物や飲み物のお店が並ぶ海辺の街であるとのことです。私は後発B団の7組のバスで「十分」に行きましたので、そこでの報告を中心にさせていただきます。「十分」では点燈上げの体験を行いました。無数のランタンが夜空を舞う台湾の画像をよく見ますが、それを体験しようというものです。4人1組となり、想像以上に大きな紙製のランタンに各自の思いや願いを書き込み、それを空高く放つというものです。一斉にあげることはしないため、よく見る画像のような幻想的な美しさはありませんが、生徒たちは、雨が降る中、空高く舞い上がって行くランタンを見上げ、楽しそうにしていました。

 私も担任2人とともに、ランタンに願いを書き込み、上げました。私は「よい人生を」と、生徒たちに「よい人生を送ってもらいたい」という願いを書き込みました。その思いは伝えないと伝わらないため、ここで明らかにさせてもらいました。ところで、よい人生の「よい」とは何でしょうか。ちなみに、私自身はここまで「よい人生」であると感じています。特に教師になってからは日々充実した生活を送ることができているからでしょうか。「よい」と思えるかどうかは自分自身の充実感や満足感によって決まるような気がしています。他人からの評価はあまり気にせず、自分のやりたいことに没頭できるのが幸せなのかなと思います。高校生である生徒の皆さんにはぜひとも、そのやりたいことを探求していってもらいたいです。

 それぞれ、「十分」または「淡水」での時間を過ごした後、夕食会場に向かいました。夕食会場となった店では、大皿に盛られた台湾海鮮料理が各テーブルに並べられ、また次から次へとせかされるように料理が出されてくるため、さすがに食欲旺盛そうな生徒が多いテーブルでも食べきれない様子でした。それぞれ味の好みはあるかと思いますが、全体的には口にあう料理であったと感じました。私は美味しくいただきました。

 夕食後は3泊するホテル「シーザーメトロ台北」に移動しました。特に後発のB団は夜遅くなったこともあり、疲れたのではないかと思います。バスでの移動が長くなり、乗り物酔いをする生徒はいましたが、大きく体調を崩す生徒はおらず、無事、初日を終えることができました。明日、2日めは「景美女子高級中学」との交流があり、また夜遅くまで長い1日になるため、初日の疲れをとれるよう、生徒たちには早く寝てほしいなと思いながら、この日を終えました。

 78期生修学旅行については、【78期】連絡ブログもご覧ください。

  https://www.osaka-c.ed.jp/blog/kishiwada/78/

 

 

 

 

 

 

 

 

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