本日11月10日(日)10:00~16:00、「岸和田駅前通商店街」一帯では、岸和田TMO(岸和田商工会議所)などが主催する「秋のどんチャカフェスタ」が開催されています。「岸和田駅前通商店街」、「寿栄広商店街」、「城見橋筋商店街」の各商店街では「どんチャカイベント」や「どんチャカセール」が、また、「岸和田駅前通商店街」では「どんチャカステージ」、生産者こだわりの食材をもって集まってくる産直人情市場「ええ!きまえ市」などが行われています。多くの場所で様々なイベントが行われており、商店街はとても賑わっていました。
本校はリビング部の生徒が岸和田駅前に設置された「駅前オープンカフェ」において、「ムラミス」の販売を行いました。「ムラミス」についてはこれまでも何度か紹介していますが、本校リビング部と老舗和菓子店「小山梅花堂」さんが共同開発した、「村雨(むらさめ)」と「ティラミス」を掛け合わせたスイーツです。写真にあるとおり、本日販売しているのは、コーヒー味をベースにしたもので、むらさめ、クリーム、日本酒入りコーヒーシロップたっぷりの「かすていら」などが層になっており、とてもしっとりとして上品な味です。「小山梅花堂」さんには、本日のために100個(10時から70個、13時から30個)限定で特別に作ってもらっているそうです。私は昨年度の「秋のどんチャカフェスタ」で初めて購入し食べましたが、とても美味しかったので、今回も10時前に行き、2つ購入して学校にやってきました。
また本日は「ムラミス」を販売している隣で、本校2年生が行っている課題研究発表用のポスター「雑穀ソルガムの活用方法の提案」に加えて、「ソルガム」について広く知ってもらおうと、「ソルガムとは」、「どんな食べ方ができる?」、「どこで手に入る?」、そして「ソルガムの研究の軌跡」などについてまとめたポスターを貼り、研究を行っている生徒4名が広報活動を行っています。「ソルガム」の研究については和歌山大学の荒木教授にも指導いただいており、本日は荒木教授のほか、学生の方にも来ていただいていました。
「ソルガム」はイネ科の穀物で、原産地はアフリカであり、乾燥などのストレスに強く、簡単で水やり不要で栽培することができるメリットがあるそうです。また、グルテンフリーのアレルギー対応食材であるとともに、玄米と比べると食物繊維が3.6倍、機能性成分-2が2倍、鉄分が1.7倍というデータがあるそうです。本校の生徒はその「ソルガム」をスイーツだけではなく、ご飯系でも活用できるのか実際に作って調べながら、「ソルガム」のよさをたくさんの人に知ってもらい、町おこしにつなげることなどを目的として、研究に取り組んでいます。実際に、お好み焼きやドリアを作りながら、「ソルガム」の活用について研究をすすめています。
本日は天気も良く、これから人が増え、さらに賑わってくるだろうと思います。生徒たちは13時からの30個の販売を終了するまでと聞きました。本日はこの後、貝塚のコスモスシアターで行われる演劇部の舞台を見に行きますので、30個が早く売り切れて生徒たちは解散した後かもしれませんが、再び「駅前オープンカフェ」に立ち寄ろうと思っています。