「ホームステイオリエンテーション」を実施

 1月9日(木)15:30から会議室において、3月3日(月)から14日(金)まで12日間のオーストラリア研修に参加する生徒49名を対象とした事前研修「ホームステイオリエンテーション」を実施しました。前回、オーストラリア研修に参加する生徒が集まったのは11月7日(木)の「キックオフガイダンス」でしたので、あれから早や2か月が経過したことになります。

 このオーストラリア研修は全日ホームステイで、バディと一緒に現地の学校の授業に参加したり、現地の学生たちとの交流を行ったりします。また、オーストラリアの文化を学ぶ英語レッスンやクイーンズランド大学訪問、オーストラリアを体験するアクティビティなどを行います。そして、週末はホストファミリーと一緒に過ごします。

 日本とは文化や生活習慣が異なり、また、気質や性格の異なるホストファミリーと長い期間、一緒に生活することになるため、コミュニケーションのとり方、オーストラリアの文化や生活習慣などについて理解を深めることを目的に研修を実施したところです。

 担当者からは、「ホームステイの心構え5か条」として、「過度な期待をしない(自分の研修の目的を再確認する)」、「研修先は日本ではないことを理解する(トイレ、食事、時間の正確さ、接客対応、落とし物、自動販売機、空調、・・・)」、「自分のペースに持ち込む」、「現地で困ったことは現地で解決する」、「ここであきらめたら一生後悔する」などについて話しがありました。

 さらに、心がけてほしいこととして、「食事において、好き嫌いははっきり伝える。言わないと伝わらない。」、「寝るのが早く、食事は大切なコミュニケーションの時間」、「体調管理には十分に気をつける。」、「水は貴重であり、シャワーは5~10分程度」、「使っていないときはトイレの扉を開けておく習慣がある。」、「洗濯は週1回程度」などの話しがありました。

 このような話しを聞き、生徒たちが暗い雰囲気になっていたこともあり、オリエンテーションの最後に私から、「とても不安になったかもしれませんが、昨年度、オーストラリア研修に参加した生徒の多くが、『ホームステイがよかった。楽しかった。』との感想を述べており、遠慮することがなければ何も心配することはない。」と伝えたところです。

 文化や生活習慣の異なる異国でのホームステイであり、自分の家での生活とは違い、気を遣うとは思いますが、「ホームステイの心構え5か条」にもあるとおり、遠慮することなく、しっかりとコミュニケーションをとる中で、自分の考えを伝えてもらいたいです。英語によるコミュニケーション力が求められますが、上手な英語でなくても、「伝えること重視」で精一杯頑張ってください。今回の研修の目的の一つが、英語によるコミュニケーションだと思いますので、しっかりチャレンジしてきてください。

 実際にオーストラリアに行くのは3月で、まだ先のことだと考えているかもしれませんが、「キックオフガイダンス」からの2か月があっという間に過ぎたのと同様、毎日忙しい日々を過ごしている生徒たちにとっては、すぐに出発の日を迎えることになると思います。その日までに、少しでも英語力を高めておくことはもちろん、今回の担当者からの話しを踏まえ、オーストラリアの文化や習慣、社会の状況などについてもっと詳しく調べたり、ホストファミリーとのコミュニケーションを想定した準備を行ったりするなど、やるべきことに時間を割いてほしいと思います。

 次回は1月27日(月)に「英語研修」として、ディスカッション形式で行われる現地の授業を事前に体験するため、参加生徒たちが3つの教室に分かれて9:00~15:00までの時間帯で、ネイティブ講師によるオールイングリッシュの授業を受けることになっています。文理課題研究発表会の代休日ではありますが、その授業を楽しみに参加してください。

 

 

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