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8月9日(金)大学入試改革の最新の状況に関し、文部科学省の高等教育局大学振興課大学入試室の室長の講演を聴きました。

8月9日(金)大阪市内で、大学入試改革などに関する「夏の教育セミナー」があり、参加しました。

基調講演で、文部科学省の高等教育局大学振興課大学入試室の室長から、大学入試改革の最新の状況に関し、①高大接続改革について、②大学入学共通テストについて、③英語の資格・検定試験の活用について、④各大学が実施する個別選抜改革について、⑤大学入学者選抜の公正確保等に向けた方策について、の5項目に分けて、説明がありました。

現在の高校2年生から、現行の大学入試センター試験に替わって、大学入学共通テストが行われることになっています。知識偏重を排し思考力・判断力・表現力を評価するとして、マーク式の問題に加えて、国語と数学で記述式問題が導入され、試験時間が長くなったり、英語ではリーディングとリスニングの配点が各100点ずつ(センター試験では筆記が200点でリスニングは50点)になったり(この結果、英語リーディングではアクセントや発音記号の問題は出題されなくなる模様)、英語は4技能(聞く、読む、話す、書く)を評価する民間の英語資格・検定試験を受けることになったり、大学受験生に多きな影響があるものです。

今回の説明で、大学入学共通テストの各大学での利用について、《入学志願者が高等学校で学んだ多様な成果を評価できるよう、できるだけ多くの教科・科目を指定することが望ましい》とされることも、話がありました。

大学入学共通テストの試行調査には、本校も指名を受け参加していますが、全国の試行結果で、採点結果と自己採点に大きな差があることが分かるなど、いろいろな課題が出ています。実施まで、情報の収集に細心の注意を払って行きたいと思います。

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