6月23日(土)に東京学芸大学附属国際中等教育学校へSSH先進校視察へ行って参りました。
ご準備いただいた関係者の皆様方、貴重な機会を賜りまして誠にありがとうございました。
今回、訪問させていただいた東京学芸大学附属国際中等教育学校は国際バカロレア(IB)ディプロマプログラム(DP)認定校であり、またスーパーサイエンスハイスクール(SSH)、スーパーグローバルハイスクール(SGH)指定校です。
公開研究会のテーマは「グローバル化社会に生きる資質・能力の育成ー国際バカロレアの教育システムに基づく『学びの地図』作成へー」。
当日、視察に来られた方は500名を超えるとのことでした。
基調発表では『学びの地図』作成に関する取り組み事例を紹介頂きました。
そして、全体講演では上智大学総合人間科学部 教育学科の奈須 正裕 教授から「資質・能力の育成を目指したカリキュラムマネジメントについて」とのテーマでご講演いただきました。
その中で「学力にとどまらず実力をつける教育」をしていこう、とのお話にとても感銘を受けました。
その後、公開授業を見学させていただきました。
英語、数学、国語、物理、化学、社会、音楽、美術、体育、家庭等と沢山の授業を見学させていただきました。
共通して感じたことは
「日常的にディスカッションする風土ができていること」です。
生徒は互いの意見や考え方を尊重しながら、自らの考えを根拠を踏まえて積極的に伝えていました。
非常に大勢の見学者がいる中でもいきいきと議論や活動を進め、学びを深める姿に感激しました。
学校全体で共通認識を持ってご指導されているのだと拝察致しました。
また、午後の生徒発表会でも自分たちの考えをしっかりと伝え、また意欲的に意見を求める姿が印象的でした。
今回の学びを本校の学校運営にいかしていきたいと思います。
(化学科:吉田拓郞)