標記大会の結果について、引率した陸上競技部顧問から報告がありましたので、お伝えします。
9月20日(水)の校長ブログで報告しましたが、「近畿高校ユース陸上競技対校選手権大会」110mハードルにおいて、大会新記録で優勝した本校2年生の船谷冠太さんが、10月21日(土)愛媛県松山市のニンジニアスタジアムで行われた「日本陸連主催U18陸上競技大会」に出場しました。
船谷さんは自身初めての全国大会のチャレンジとなりました。持ちタイムからすると、決勝進出が期待できる位置にいたこともあり、本人だけではなく、本校陸上競技部の期待も背負って予選のレースに挑みました。
持ち前の鋭いスタートから、6台め付近までは先頭を走っていました。ただ、後半に入り、他の選手の激しい追い上げで先頭を奪われてしまい、それ以上離されまいとしたところ、やや走りのリズムが変わってしまい、9台めのハードルとの強めの接触により転倒してしまいました。その後、すぐに立ち上がりフィニッシュしましたが、本人にとっては大変苦い経験となりました。
夕方、船谷さんは顧問とともに、悔しい気持ちを抑えながら、自分も立ちたかった決勝のレースを見届け、来年行われる全国インターハイへの出場と、その舞台において今回の雪辱を果たすことに意欲を高めていました。顧問として、この苦い経験を忘れることなく価値を持たせることで、こんなこともあったと笑えるようになりたいなと話しをしたそうです。大会後、10月20日(金)に沖縄に向け出発した修学旅行に合流するため、一人で愛媛から沖縄へ飛び立ちました。これもまた記憶に残る特別な経験になったことだと思います。本当にお疲れさまでした。
<結果> 船谷冠太 男子2年 110mハードル 19秒72 ※9台目で転倒のため
今後とも、本校陸上競技部の応援をよろしくお願いします。詳しくは岸和田高校陸上競技部Twitterでご確認ください。
なお、最後の写真は練習時に撮影したものです。