一昨日7月27日(土)午後11時25分関西国際空港発の飛行機で、生徒35名と添乗員2名がシンガポール経由でロンドンに向けて出発しました。
今回のイギリス研修は11日間で、帰国は8月6日(火)になります。当日は出発に向けて午後8時30分に関西国際空港第1ターミナルビル2階の北広場に集合しました。私も期待に胸を膨らませ、楽しそうな顔をした生徒たちを見たく、集合場所の北広場に行きました。午後8時前に来て、受付を済ませる生徒もいました。ここ最近、新型コロナ感染者数が増加していることもあり、参加生徒全員が来てくれることを祈っていました。あと3人というところで途切れたこともあり、集合時間の午後8時30分ちょうどに3名が来てくれた時には、正直、ほっとしました。
土曜日の夜ということもあり、多くの生徒が保護者の方と一緒に北広場に来ていました。保護者の皆様、夜遅くにお送りいただき、どうもありがとうございました。
旅行会社の担当者から、この後の動きなどについて話しがあった後、私からも生徒たちに話しをさせてもらいました。まずは参加希望者全員が行くことができ嬉しい、この11日間も体調管理には十分に気を付けてほしいということ、帰国した際の皆さんの表情を見たかったが会議のため6日は来ることはできないが元気に帰ってきてほしい、一人ひとりが研修に参加する目的を達成するためにも遠慮することなく恥ずかしがることなく、主体的に取り組んでほしいということなどを伝えました。
その後、参加生徒全員で集合写真を撮影しました。保護者の方も皆さん一緒に、写真を撮影されていました。そして、それぞれスーツケースを持ってチェックインカウンターに移動しました。すでに多くの人が待っている状況であり、スーツケースを預け、搭乗手続きを済ませるのにかなりの時間を要しましたが、多くの保護者の方がその様子を見守ってくれていました。改めて全員が手続き完了したことを確認した上で、生徒たちは手荷物検査場のほうに入っていきました。「元気に帰ってきてください。」「大きく成長して帰ってきてください、」と祈りながら、入っていく生徒たちの後ろ姿を見送りました。
コロナ禍の中、海外研修を実施できませんでしたが、本校では昨年度3月からオーストラリア研修を再開させました。多くの生徒が希望したこともあり、夏の時期にもう1本、オーストラリア研修とはタイプの異なる海外研修を実施したいということで検討しました。イギリスに対する魅力などもあり、このイギリス研修を新たに企画したところです。一方、夏休み期間中には、これまでからグローバルリーダー養成プログラム(校内版)を実施してきたこと、また、部活動に加えて、SSHサイエンスツアーや東京方面大学ツアーなども実施することから、どれぐらいの生徒が参加を希望してくれるだろうかという不安はありました。35名の参加希望があったことは想定以上であり、嬉しい限りです。
今回、部活動の試合や合宿、その他のプログラムと重なり参加できなかった生徒の皆さんには、9月中旬に今年度3月に実施するオーストラリア研修についての説明会を開催しますので、参加について検討いただければと思います。
では、35名の皆さん、短い期間ではありますが、イギリスでの生活を満喫してください。帰国したら、体験したこと、学んだこと、気づいたことを教えてください。