「オーストラリア研修」事後研修を実施しました

 本日8月22日(木)13:30から会議室において、令和6年3月4日(月)~3月15日(金)までの12日間の日程で生徒49名が参加した「オーストラリア研修~イマージョンプログラム~」の事後研修会を実施しました。

 戻ってから5か月以上の月日が過ぎましたが、今回、参加した生徒たちが研修を振り返って書いた文章をまとめた「文集」が完成し、配付することも目的の一つとして集まってもらったところです。

 各自、文章の題名も異なり、研修の報告、研修での学び、研修を通した成長、異文化に触れることの楽しさ、研修での気付き、最高の思い出など、内容も様々でした。ただ、全員に共通しているのは、今回の研修を通して、生徒一人ひとりが多くの気づきと学びがあり、大きく成長して帰ってきたということです。文集を読んで、参加した生徒一人ひとりにとって、貴重な体験と忘れられない思い出になったことがよく伝わってきました。

 事後研修の実施にあたり、私から話しをさせてもらいました。「時間が経ってしまったが、改めて研修での興奮と学びを振り返ることができるよい機会になったのではないかと思う。」、「アンケート結果を見たが、肯定的評価はプログラムの満足度について100%、英語でのコミュニケーションに自信が持てるようになったが93.2%、英語をもっと勉強したいと思うようになったが100%、英語を話すのが楽しいと思うようになったが97.7%など、どれも90%を超える高い数値であった。これはプログラムがよかったのもあるだろうが、私は皆さんが研修に参加するにあたって、『英語力を身に付けたい』、『積極的にコミュニケーションを取ろう』など、主体的に取り組んだことが大きな要因だと考えている。」、「日頃の学習などにおいても、主体的に取り組んでほしい。本来、学ぶことは楽しいはずである。この研修に取り組んだときの姿勢を思い出し、今後に生かしてほしい。」と伝えました。

 事後研修は旅行会社の担当が行いました。まずは研修の振り返りとして、自分が書いた文章を読む時間が与えられました。その後、研修での思い出や楽しかったことなどについて、周りの人と話しをする時間が与えられた後、全体で共有されました。アンケート結果でも感じましたが、多くの生徒からホストファミリーがよかったという声がありました。

 「しんどかったことは」と聞かれ、飛行機で眠れなかった、バディがシャイで関係づくりが難しかった、現地での授業が暇であったなどが出されました。そこから、現地の授業の話しになり、職業につながる授業があった、皆が活発に答えるなど、日本での授業との違いを感じている様子が見られました。

 担当から生徒たちへのメッセージとしては、大きく2点ありました。ハーバード大学の学生を例に出して、「○○したいから○○する」など、しっかりとした意志をもち、伝えることができることの重要性です。もう1つが英語力はやらなければ下がっていくため、英語力を付けるためには継続することが重要だということでした。

 そして最後に、9月17日(火)に開催する今年度の「オーストラリア研修説明会」において、昨年度参加した感想や身に付いたことなどについて話しをしてくれる生徒を募ったところ、5人が挙手し、結果的に5人全員が説明会に参加してくれることになりました。保護者の方もいる前で、自ら積極的に感想などを喋ろうと思ってくれたことは嬉しい限りです。

 昨年度から、海外研修を再開しましたが、本日の事後研修での生徒たちの様子を見ていて、年度末の3月になりましたが、昨年度中に実施すると判断したことがよかったと感じたところです。特に、オーストラリア研修に一緒に参加した生徒たち(ちょうど2年・3年が同数ぐらい)が学年を超えた仲間のような、全体がとてもよい雰囲気だったことに感動しました。それぞれが、この研修で得たことを今後の生活に生かしてくれることを願っています。

  

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