昨日9月30日(月)7限、1年生と2年生それぞれを対象に、来年度の選択科目説明会を実施しました。各学年の選択教室と各教室をGoogle Meetでつなぎ、生徒たちは各教室において1人1台端末またはプロジェクタを通して、選択教室で喋る教務部、進路指導部、教科、首席や学年主任などからの説明を聞きました。
昨日の説明を聞いたうえで、1年生は来年度第2学年での選択科目登録カードを、2年生は来年度第3学年での選択科目登録カードを、11月12日(火)16:30までに時間厳守で担任に提出することになっています。なお、クラスにより提出期限の設定が異なる場合がありますので注意してください。
1年生は「文科(人文社会国際系)」または「理科(理数探究系)」のどちらかを選択するとともに、2年次に学ぶ地歴科の科目を選択する必要があります。「文理学科文科」か「文理学科理科」のどちらを選ぶかは、2年次から3年次で変更できないため、自らの教科に対する興味・関心や希望する進路などについて、しっかりと考えておかなければなりません。各教科や進路指導部から配付された資料などをもとに十分に調べ、教科および担任の先生や保護者の方にもよく相談し、慎重に選択するようにしてください。
また、同じタイミングで2年生からの「スーパークラス」を希望するかどうかについても選択することになっています。本校では、2年次・3年次に「スーパークラス」を各学年、文系・理系1クラスずつ設置しており、2年生では難関大学を意識したバランスのよい学力を身に付ける学習を、3年生では難関大学進学の実現を目標とした学習を行っています。希望者の中から文系・理系ともに40名ずつを1年生の1,2学期の定期考査や成績等により選抜することや、2年から3年への進級に際しクラス替えや生徒の入替などは行わないことなどを踏まえ、先の見通しを持って決断してもらいたいと考えています。
校長としては、第一希望の進路実現をめざし、高い志を持って勉学に励んでもらいたいとの考えから、多くの生徒に「スーパークラス」を希望してもらえることを期待しています。もちろん、文系・理系ともに40名ずつという枠ですので、希望しても入れないことはありますが、自分自身の進学に対する希望やその意志を明確にするよい機会だと思っています。また、希望するという選択をしたことで、その実現に向けた学習意欲の高まりも期待できます。もし、入れないという結果になったとしても、そのことに奮起し、高い志を持ち続けて2年間努力すれば、大きく成長し、先には実を結ぶものだと考えています。決してモチベーションを下げるようなことにはならないでほしいです。しっかりと考えてください。
3年生は、「文理学科文科」では地歴公民科及び理科の教科内選択と、教科を超えた2科目の自由選択科目を選択しなければなりません。「文理学科理科」では、地歴公民科、数学及び理科の教科内選択をしなければなりません。いずれも大学受験科目に直結するため、各自の進路や希望する大学・学部などについてよく考え、慎重に選択科目を決定してもらいたいと思います。
将来の進路や希望する大学・学部などが定まっていない生徒の皆さんには、今回の選択科目登録がそれらと向き合い、真剣に考える絶好の機会だと捉えてもらえれば嬉しいです。しっかりと悩んでください。