軽音楽部が「Christmas Live」を開催

 軽音楽部が12月26日(木)と27日(金)の2日間、岸高ホールにおいて「Christmas Live」を開催しました。両日とも12:15開場、12:30スタートでした。26日は9つ、27日は7つのグループがそれぞれの持ち時間の中で1曲~5曲演奏しました。

 昨年度は12月27日、28日の開催であり、私は2日にわたりすべてのグループすべての演奏を聴くことができました。ただ、例年12月26日は東京出張が入るため、残念ながら今回は27日(金)のみの参加となりました。しかも午後1時から来客があり、後半の4グループの演奏しか聴くことができませんでした。

 今年度も終業式があった24日(火)に、軽音楽部の幹部を務める生徒たちがパンフレットを持って校長室に来てくれました。声を掛けてもらえる嬉しさを感じながら、27日の午後2時頃からは空いていると伝え、行くことを約束しました。幸い校長室に来てくれた生徒たちはその時間帯に出るようで、喜んでくれていました。

 27日(金)岸高ホールに行くと、昨年度よりも多くの生徒が来てくれているように感じました。後ろのほうには、保護者や祖父母と思われる方々が複数名、参加いただいていました。お忙しい中、ご来校いただき、ありがとうございました。

 私は13:50開始予定の「Citrus」から参加しました。「Citrus」は昨年度の「Christmas Live」や今年度の文化祭「KISHIROCKFES」でも聴いた、よく知るグループです。当日は、go! go! vanillasの「エマ」、サバシスターの「覚悟を決めろ!」、ハンブレッダーズの「BGMになるなよ」と「銀河高速」の4曲を演奏しました。曲名は聞き取ってメモしたため、間違っているかもしれません。最後の曲「銀河高速」の演奏前に、メンバーの一人がグループ結成当初のメンバーが抜けてしまったという話しから始まり、最後には「すすむべき道が分からなくても、自分の決めた道をすすむ」といった自らの思いを語っていました。私はその言葉が心に残ったまま、「銀河高速」を聞いていたこともあり、「血と涙と汗が混じり合っていた。続けてみることにしたよ。走る銀河高速。・・・これくらいのお弁当箱に、廃棄寸前の夢のカケラ詰め込んで・・・」の歌詞が心に刺さりました。ハンブレッダーズ、まったく知りませんでしたが、その前に演奏した「BGMになるなよ」でも言葉の使い方に「力」を感じたので、他の曲も聞いてみたいなと思ったところです。

 続いては、「Litcats」でした。WurtSの「分かってないよ」、King Gnuの「あなたは蜃気楼」と「一途」を演奏しました。

 その次は「cogratey」でした。軽音楽部の数多くあるグループの中で、私にとって最も身近でよく知っているのが「cogratey」です。というのは、今年の5月4日(祝)に開催された「岸和田音楽祭'24」に本校軽音楽部から唯一参加したグループだからです。岸和田駅から岸和田商店街に入ってすぐの特設ステージで、その時はKing Gnuの「一途」、10-FEETの「第ゼロ感」、ONE OK ROCKの「The Beginning」の3曲を披露しました。疾走感のあるテンポのよいメロディとボーカルの力強い歌声が印象に残りました。メンバー全員の人柄のよさもあり、「ファン」になった感じです。

 それ以降、文化祭をはじめ何度か演奏するところを観ていますが、今回の演奏ではよりパワーアップした印象を持ちました。音楽的なセンスや技術力のみならず、会場にいる全員を巻き込む圧倒的なパフォーマンスに魅了されました。とてもよかったです。

 Christmas Liveの最後を飾ったのは「幹部バンド78」でした。「幹部バンド78」で最初にボーカルを担当したのは「cogratey」のボーカルでもあり、先ほどのテンションそのままに会場をさらに盛り上げていました。今回、ある曲において、いつもドラムを担当している生徒がキーボードを、ボーカルがギターを担当するなど、担当替えを行っていたことには驚きを感じました。練習の成果なのか、もともとやれるのか分かりませんが、何でもできるのだなと、その能力に感心しました。

 最後となる5曲めは「モンスターダンス」でした。最後にふさわしい最高に盛り上がる曲です。会場にいる生徒たちは皆、事前に指示されたとおり、舞台前で曲にあわせてダンスを踊っていました。会場の雰囲気は最高潮の中、演奏が終わり、Christmas Liveは終了となりました。

 しばらくすると、「もういくつ寝るとお正月・・・」と「お正月」が流れてきました。Christmas Liveの終了とともに、「今年も終わるなあ」と実感しました。

 当日、ある部員の祖母だと思いますが、帰られる際に「若い人から元気をもらったわ」と私に声を掛けてくれた方がいました。とても嬉しかったです。こちらこそ、観に来ていただき、また声を掛けていただき、ありがとうございました。

 また、岸高ホールの片づけをすべて終えてから、幹部の生徒が校長室にお礼を言いに来てくれました。こちらこそ、楽しい時間をありがとうございました。おかげで、よい「仕事納め」になりました。

 2日間にわたり演奏してくれた軽音楽部の皆さん、お疲れ様でした。皆さん自身もChristmas Liveを楽しむことはできたでしょうか。今回の経験を活かし、改めて練習に励んでください。また演奏を聴かせてもらえる機会があることを楽しみにしています。さらなる成長を期待しています。

 最後になりましたが、今回の「Christmas Live」にお越しいただいた保護者、ご家族の皆様にも感謝申し上げます。どうもありがとうございました。よいお年をお迎えください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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