2月1日(土)から2月7日(金)までの期間、熊取交流センター煉瓦館において、「第42回大阪府Hブロック高等学校美術・工芸展覧会」が開催されています。大阪府高等学校美術・工芸教育研究会(Hブロック)が主催する展覧会で、本校をはじめ、和泉高校、泉大津高校、和泉総合高校、貝塚高校、貝塚南高校、岸和田市立産業高校、久米田高校、佐野高校、佐野工科高校、信太高校、伯太高校、日根野高校の生徒たちの美術・工芸作品が展示されています。9:00~17:00の時間は自由に見学することができます。
この展覧会の開催について本校美術部の生徒から教えてもらい、私は開催初日である2月1日(土)の午後に行ってきました。煉瓦館において美術・工芸展覧会が行われていることはかなり以前から知っていましたが、実際に見に行くのは今回が初めてでした。
煉瓦館も前の道を通り過ぎたことはありますが、入館するのは初めてでした。煉瓦館は昭和3年に建設された綿布工場のレンガ壁と鋸屋根を再生し、交流の場として平成17年11月に開館されたそうです。レンガ壁は建設当時のものをそのまま活かしているというだけあり、昭和初期の時代と歴史が感じられる建築物でした。平成18年には大阪都市景観建築賞大阪府知事賞を受賞しています。
中に入ると、外観のとおり重厚でありながら、現代的な雰囲気も感じられる、とても落ち着くことのできる空間でした。結構大きなホールやレンガの壁を活用したギャラリーロードなど、展示スペースがたくさんあり、生徒たちの絵画や工芸作品などが数多く展示されていました。入ったところに、だんじりが展示されているのには驚きました。また、机と椅子が置かれており、自習スペースとして活用している生徒や学生なども数多くいました。
展示されている場所全体をぐるっと一回りし、最後にもう一度、ギャラリーロードの壁面に展示された本校美術部の生徒3名の作品を改めてしっかりと見つめ、それぞれの絵画の魅力を味わいながら、煉瓦館を後にしました。心安らぐひとときでした。教えてくれた生徒に感謝します。
2月7日(金)まで開催されていますので、時間がありましたら、ぜひともお立ち寄りください。