昨日４月12日（土）と本日13日（日）の両日、岸城清明祭「春ごと」が開催されています。岸城町北部町会清明祭実行委員会が主催する岸城町北流の稲荷祭（五穀豊穣祈願）です。その開会式後に行われた「芸事披露」のトップバッターとして、本校ブラスバンド部がたくさんの人たちの前で演奏を披露しました。
開会式は昨日12日（土）12：00から岸城神社で始まりました。最初に主催者を代表して、岸城町北部町会の会長から挨拶がありました。今年度から新たに始められた取組ですが、「50年は続けていきたい」と自らの熱い思いを述べられていました。２日間に渡り、これだけの取組を企画し運営するのは大変だろうと感じながら、大成功に終わることを祈っていました。
そして、会長からの挨拶の後、120羽の白い鳩が解き放たれました。これまで何度かこうしたシーンを見たことがありますが、これほど間近にたくさんの白い鳩が飛び立つ様子を見るのは初めてだなと思いつつ、｢新たな出発｣「門出｣を実感したところです。
このような素晴らしい演出の後、本校ブラスバンド部が紹介され、演奏が始まりました。１曲めは、今年度吹奏楽コンクールの課題曲Ⅲにも選ばれた愛知教育大学の学生が作曲したマーチ「メモリーズ・リフレイン」でした。初めて聴いた曲ではありましたが、オープニングに相応しい、軽やかなメロディーが心に残るマーチでした。
２曲めは日本を代表するアニメ「ONE PIECE」のオープニングテーマである「ウィーアー」でした。広大な海に乗り出していく「ONE PIECE」のオープニングにピッタリな、聴く人に勇気と希望を与える高揚感溢れるメロディーが印象的でした。曲中でのトロンボーンとサックスのソロにご注目くださいという案内がありました。
３曲めは「ディズニープリンセスメドレー」でした。ディズニー映画に登場するプリンセスたちを彩る名曲をメドレー形式で演奏しました。この曲は、学生指揮者である３年生が指揮を行いました。
以上、３曲を披露しました。当日は、４月６日の「お城まつり」ほどではなかったですが、改めて、暑い中、風が吹く中での演奏は大変だろうなと感じました。ブラスバンド部の皆さん、お疲れ様でした。とはいえ、４月に入ってのこの短い期間で、様々な機会を与えてもらい、多くの人の前で演奏できることに感謝しなければなりません。
後はいよいよ５月５日（祝）の定期演奏会ですね。私自身は過去３年間の感動を思い出しながら、今から楽しみにしています。部員の皆さんは新しく入部する１年生とともに、当日までやるべきことが多く残されているのでしょうが、特に３年生は最後まで悔いのないようやり切って、当日の「晴れの舞台」に臨んでください。
最後に、改めて、「第54回定期演奏会」の紹介をさせていただきます。下のチラシのとおり、５月５日（祝）岸和田市立浪切ホール大ホールにおいてブラスバンド部の定期演奏会を開催します。開場は14：20で、14：30からプレコンサートを行った後、15：00から開演します。この演奏会は78期３年生部員にとっての引退公演であるとともに、１年前の演奏会で77期の先輩たちが引退した後、78期を中心とした新体制で取り組んできた１年間の集大成として、その成果を発表する大舞台でもあります。
時間がありましたら、入場は無料ですので、ぜひとも、本校ブラスバンド部の演奏を聞きに来てください。生徒の皆さんにも数多く、ブラスバンド部員が頑張っている姿を見てもらいたいと思います。
