2018年11月7日(水)の午後、飯盛セミナー企画として産業技術総合研究所 関西センターにて電池実習研修を行いました。
1・2年生の希望者20名が参加しました。
はじめにパワーポイントで
・産業技術総合研究所での取組
・世界のエネルギー消費の推移
・GDP当たりのエネルギー消費量の国別比較
・発電におけるエネルギーロス
などについてお話しいただきました。
無機質な感じを軽減した葉っぱ風の太陽電池の開発や風向をレーダーで感知し、向きを変化させて発電効率を上げる風力発電機のお話は特に興味深かったです。
その後、2班に分かれて研究所見学と燃料電池実習を実施。
研究所見学では、実物を見せていただきながら炭素繊維や透明導電膜の開発などについてご説明いただきました。日本初の燃料電池自動車も展示されており、今現在走っているの燃料自動車との外見の違いに驚きました。
燃料電池作成実習では、1人1つの実験キットをご用意いただきました。普段の学校の実験では4人1班のグループ実験が多いので、個別実験の形式は操作の機会が増え、学び多き研修となりました。
このような貴重な機会をくださりました産業技術総合研究所の谷垣様、安藤様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
(化学科:吉田拓郞)