自粛生活から万有引力の法則

6月1日から毎日の分散登校、そして15日から本格的に通常授業再開の予定となりました。とはいっても全く以前と同じような生活になることは難しい状況です。生徒の皆さんにとって、授業も行事も部活動も不便なところは出てくるでしょうが、安全に活動ができるための方策と理解してください。毎日日差しはまぶしくなり、初夏を思わせるこの頃となりました。昨日は全国で緊急事態宣言が解除されました。少しずつ日常を取り戻しつつあります。

先日の新聞にニュートンの記事がありました。ニュートンは17世紀に英国でペストが流行した時に郷里へ避難し、その間の自粛生活の時に「万有引力の法則」と「微積分」と「光学」を発見したそうです。わずか1年半で。20代前半だったそうです。彼は偉大な発見をしようと巣ごもりをしていたわけではなかったのでしょうが、「セレンディピティ―」と言う言葉も思い起こすようなエピソードですね。

生徒の皆さんも3月から今まで、経験のしたことのない生活だったと思います。つらい時もあった(今もそうかな)でしょうが、新たに発見したこともあったのではないでしょうか。学校も「岸高Webスタディ」を始め、学ぶところも多くありました。授業再開に向けて今までの経験をなんとかプラスに活用できれば、と思います。生徒の皆さんも再開後はあまり張り切りすぎず、状況をよく見て徐々に活動を進めていきましょう。

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