9月14日(土)14:30からJ-GREEN堺において、「第103回全国高校サッカー選手権大阪予選」の2次予選1回戦となる府立泉陽高等学校との公式戦が行われました。
本校は9月8日(日)に行われた1次予選2回戦で府立槻の木高等学校に1-0で勝利し、勝ち上がりました。対戦相手の府立泉陽高等学校は大阪府教育センター附属高等学校に4-1で勝利し、本校との試合となりました。
私もサッカー部員が頑張っている姿を見たく、応援に行ってきました。「J-GREEN堺」という名前は知っていましたが、実際に訪れるのは初めてでした。堺駅からバスに乗り、バス停で降りると、想像していたものとは全く異なる風景で、ここに何があるのだろうという感じでした。入り口には確かに「堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター」と書かれた表札がありましたが、入るとその先は広い駐車場があるだけでした。ただ、少し歩いていくといきなり、広大な土地に何面ものフィールドが広がっており、同時に多くのサッカーの試合が行われ、たくさんの方が観戦されていました。前日にサッカー部顧問から試合会場を示す地図を渡された意味がよく分かりました。それがなければ本校はどこで試合を行うのだろうという感じでした。帰宅後調べたところ、「J-GREEN堺」はサッカーをはじめとするスポーツ・レクリエーション活動の振興を図るスポーツ施設で、日本最大級の施設規模を誇るとのことでした。
私は午後2時前には到着し、前の試合や施設の様子などを見ながら、試合開始を待っていました。試合が始まる14:30前に本校の試合会場のほうに行くと、保護者の方々をはじめ、たくさんの3年生が応援に駆けつけていました。3年生の人数は定かではありませんが、1クラス分に相当する40人ぐらい来ていたのでしょうか。他の部活動では3年生はすでに引退していますが、サッカー部ではまだ3年生部員が部活動を継続し、今回、最後の大会に臨んでいます。そのこともあり、他の部活動に所属していた3年生を中心に応援に来てくれたのです。サッカー部顧問からは前回の府立槻の木高等学校戦にもたくさん応援に来てくれたと聞いていましたが、この人数には驚きました。現3年生77期生の生徒どうしのつながりの強さ、仲のよさが現れており、とても嬉しかったです。
さて、試合の報告をさせていただきます。試合が始まり、本校がボールを占有する時間が多くある中、試合開始10分ほどで先取点をあげることができました。その後も試合を優位にすすめながら、2点めを取り、前半を2対0で終えることができました。
前半の戦いぶりを観ていて、改めてサッカーが(特に夏場は)過酷なスポーツであることを実感しました。夏場は35分ハーフらしいですが、当日は残暑厳しく、立っているだけでしんどくなりそうな中、あれだけ広いフィールドを休むことなく駆け回っている生徒たちの姿を見ているのは辛くなるぐらいでした。日頃からそういう中で練習を積み重ねているからこそ、耐えられるのだろうと感じました。
前半と後半の間のハーフタイムには、3年生の"応援団"が集まって円になり、前半の振り返りを行い、後半に向けての意気込みを確認しました。その中で「6対0で勝ちましょう!」という言葉がかけられていました。
後半に入っても、すぐに3点め、コーナーキックからの4点め、そして5点め、6点めと、相手ゴール前で押し込む、粘り強さが感じられました。その結果、ハーフタイムで"応援団"が話しをしていた「6対0」で勝利することができました。「完勝!」とも言える、自分たちの力を出し尽くした勝利であったと思います。おめでとうございます。
次の2次予選2回戦は9月29(日)に同じJ-GREEN堺において、府立春日丘高等学校との試合が予定されているようです。今回、泉陽高等学校との公式戦で6点取れたことを自信とし、次の春日丘戦でも自分たちの持てる力をすべて出し切って勝利してくれることを願っています。その後、大阪桐蔭高等学校と戦えることをめざし、悔いのないよう、頑張ってください。
最後になりましたが、猛烈な残暑が続く中、サッカー部の応援に来ていただいた保護者の皆様、生徒の皆さんにお礼を申し上げます。ありがとうございました。