終業式と講演会

昨日3月20日、3学期の終業式がありました。
 私の式辞は次のとおりです。
 みなさんはめでたく進級をし、新しく3年生、2年生になります。おめでとうございます。
 また、4月に入学してくる後輩のためにも、立派な先輩としての豊高生であることに努めてください。
 さて、二つ話をします。
 一つめは政治の話です。高校3年生は18歳になる年度になりますが、今から3年前の平成28年に公職選挙法が改正され、選挙権年齢が20歳から18歳に引き下げられました。
 大阪では4月7日に、大阪府知事選挙・大阪市長選挙・大阪府議会議員選挙・大阪市議会議員選挙が行われ、4月21日には豊中市や池田市などの市議会議員選挙が行われます。また、国政では夏に参議院選挙があります。
 これを機会に、年齢や国籍にかかわらず、政治や選挙に関する理解を深め、国や地域の課題を理解し根拠をもって、自分の意見を持ってほしいと思います。
 二つめは、本日この後、講演をしていただく法政大学の中谷安男教授の紹介を兼ねたいと思います。
 先生は豊高で私と同級生でした。本日は後輩である皆さんに「What does English mean to you?」というテーマでお話をしていただきます。
 先生は豊高を卒業後、慶応義塾大学経済学部に進まれ、オーストラリア・マッコーリー大学にて修士号を、イギリスバーミンガム大学にて博士号を取得され、オックスフォード大学の客員研究員も務めておられます。
 まさにグローバルに活躍する研究者でありますが、いま、英語を一生懸命勉強している豊高生の未来に、希望と元気を与えていただけるのではないかと期待しています。
どうか、生徒の皆さん、楽しみにしてください。

 終業式に引き続き行われた豊高32期で法政大学教授の中谷 氏は講演で、日本語と違って英語が論理的な言語であることや東芝・インテルの経営戦略を素材に英語の重要性を説明されました。
生徒にとってはすこし難しい内容であったかもしれませんが、課題研究を学んだ生徒にとってはわかりやすかったのではないでしょうか。
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