1学期始業式・対面式

 昨日、4月8日(月)に1学期始業式を行いました。

 校長の式辞の骨子は以下のとおりです。

○ 1年生はまずは早く豊高の生活に慣れること。新2年生は中堅の学年として豊高を牽引していってほしい。新3年生は将来の進路を見据えて悔いのない1年間を送ってほしい。

○ 私が皆さんにお願いしたいことを3点。

○ 一つめは「元気よくあいさつをしてほしい」ということ。

○ 二つめは「クラブの試合や発表は、リクエストがあれば可能な限り見に行くので声をかけてほしい」ということ。

○ 三つめは「校長室のドアは基本的にはオープンにしているので遠慮なく来てほしい」ということです。

○ さて、今日はこの春休みの私が体験したことを3つ紹介します。

○ 3月末に2日半の休暇を使ってベトナムのホーチミンに行ってきました。今から45年ほど前まで、ベトナムは南北で戦争を行っていました。そのときにアメリカ軍と戦ったいわゆるゲリラ軍が作った地下トンネルを見学しました。また、戦争博物館では、何の罪もない子どもたちが戦争の被害にあった数多くの写真を見るここができました。平成の時代、日本には戦争はありませんでしたが、ひと時代前の昭和には敗戦を経験しています。新しい令和の時代において、平和が維持されること心から願います。

○ 次に、大学入試の結果についてです。卒業した3年生がよく頑張り、希望する大学に進学した生徒が大幅に増えました。例えば、現浪合せてですが、京都大学にに8名が合格し昨年度の倍になりました。大阪大学には52名が合格し50名を超えたのは1987年以来の出来事です。神戸大学にも35名が合格しています。 3年の皆さんは来年度から入試制度が変わるということで、慎重になっている人もいるかもしれませんが、先輩にできたことは皆さんにもできるはずです。どうか高い志を最後まで貫いてほしいと思います。

○ 最後に、高校38期の大澤美穂さんというピアニストのコンサートに行きました。彼女はベルギーを中心にピアノを勉強し、その後日本で演奏活動を続けていますが、後輩の皆さんに色紙を書いてほしいとお願いしたところ、こんな色紙が送られてきました。それを紹介します。「今、できることを精一杯してください!そうすれば、少しずつ道は拓けていきます。」

その後、1年生と2・3年生が互いに向き合い、対面式を行いました。

<対面式(手前が2・3年生、奥が1年生)>