液晶プロジェクタを活用し教員研修

 コロナウィルス感染拡大防止のため、学校休業が続いています。生徒たちには引き続いて自宅での学習の指示をしているところです。外出ができない、友達と会えない、体を思いっきり動かせないなど大変なストレスだと思いますが、感染拡大の鎮静化のためご理解とご協力をお願いします。

 さて、そんな生徒のいない学校ですが、教員がオンライン研修を新しく設置された液晶プロジェクタを活用して受講したようすをご紹介します。

 教育公務員特例法という法律に基づき、教職経験年数が1年目と10年目の公立学校の教員には研修が義務付けられていて、前者が「初任者研修」後者が「10年経験者研修」と呼ばれています。

 通常はこれらの研修は大阪市内にある大阪府教育センターで対象者を集めて行われるのですが、今年度当初予定されていた研修はオンラインで行うことになりました。あらかじめ印刷した教材に基づき、インターネットで配信される画像を見ながらの受講になります。受講した教員にとっては、研修内容はもとより、オンラインによる学びを体験することにより、そのメリット・デメリットを感じることができたのではないでしょうか。豊中高校では、学校休業が長引く場合を想定し、オンラインによる自宅学習教材配信システムの構築に現在取り組んでいるところです。今回のオンライン研修の受講経験が、オンラインによる教材配信の役に立つことを願っています。