校医をお招きし学校保健委員会開催

 8月26日(水)の午後、学校保健委員会をPTA実行委員会から3名のご参加をいただき開催しました。メインテーマは学校医であり、産業医、労働衛生コンサルタントでもある仁科昌久先生の「感染症の基礎知識と新型コロナウイルスへの対応」と題した講話でした。

 先生からは、新型コロナウイルス感染症が他の感染症と比較してどの程度危険な感染症かをわかりやすく説明して下さり、ウイルスは人の粘膜から入り込むので、「口」「鼻」からの侵入を避けることが大切であると強調されました。話題になっているポビドンヨードうがい薬にも触れられ、口からの侵入を防ぐとともに、綿棒を水で濡らしたうえでポピドンヨードを垂らし鼻を軽く消毒することも効果的ではないかと提案されました。

 また、交叉免疫という言葉を紹介されました。これは、新型コロナウイルスとは違う類似のウイルスに感染することにより、新型コロナウイルスへの免疫ができるというもので、現在、研究がすすめられているということでした。

<学校保健委員会のようす(〇印が仁科医師)>