創立100周年記念誌 納品

 数年間かけて執筆・編集作業が行われてきた「大阪府立豊中高等学校 創立100周年記念誌」の冊子とDVDが完成し学校に納品されました。

 記念誌の校長挨拶には、「E.H.カーの言葉を借りれば、『歴史とは現在と過去との間の尽きることを知らぬ対話(An unending dialogue between the present and the past)』であり、『歴史が過去と未来との間に一貫した関係を打ち立てる時にのみ、歴史は意味と客観性とを持つ』ということになりますが、本書はまさにこれらのことを具現化していると思われます。新型コロナウイルス感染症拡大を契機に、学校教育のオンライン化・ICT化が急速に進展し、個別最適化の名の下に集団での学習活動の意義が問われようとしています。学校教育の変革期に差し掛かっていると言っても過言ではありません。ビスマルクの言を待たずとも、「歴史に学ぶこと」が今ほど大切な時期はないと思います。未来の豊中高等学校の更なる発展のためにも、本書が少しでも多くの方々のお役に立つことを願ってやみません。」と記しました。

 在校生には、5月7日の記念式典(校内で開催)の日にDVD版を配付予定です。

 

<冊子(左)とDVD(右)>