スタディ・サポートの結果返却

 豊中高校では、4月に1・2・3年全員を対象に、スタディ・サポートというテスト&アンケートを実施しました。その結果が戻ってきて、関係教員による分析会を経て、先週・先々週のホームルームで生徒に結果を返却しました。

 このスタディ・サポートというのは、国語・数学・英語の学力の到達度を確認する「学力リサーチ」と、毎日の生活習慣や、自習の取り組み状況などをアンケート形式で問う「学習状況リサーチ」から構成されています。

 学力の到達度の指標になるものとして、「GTZ(学力到達ゾーン)」というものが使われます。

 一番高いゾーンが「S1」で京大や医学部が目安となります。次に高いゾーンとなる「S2」で阪大、「S3」で神大・同志社大、「A1」で大阪市大・関西学院大・・・となります。

 学力到達度も大切ですが、学習状況がどうかということも重要なポイントです。

 学習状況が良いにもかかわらず、学力到達度が低い場合は、勉強法の改善などが必要になりますし、学習状況があまり良くないにもかかわらず、学力到達度が高い場合は、学習状況を改善しておかないと学力を維持することが難しくなります。

 このようなデータに基づき、生徒が自身の状況を客観化することと共に、将来、どのような職業に就きたいか、大学でどんな研究をしたいかを模索することが豊中高校の進路指導の基本姿勢だと思っています。