学校保健委員会を開催

 7月26日(月)の午後、学校医の仁科医師とPTAの方々に参加いただき学校保健委員会を開催しました。メインテーマは、新型コロナウイルス感染症などに対するワクチンの仕組みについての学校医からの講話でした。

 免疫の仕組みなどについて、歴史にまつわるエピソードなどを交えてわかりやすくお話しいただきました。印象に残った点は、「新型コロナウイルス感染症の致死率は3%程度と比較的低いものであること」「日本で接種が進むワクチンは遺伝子ワクチンと呼ばれるもので、中国やロシアで製造されている不活化ワクチンとは異なり100%近い効果が期待できること(不活化ワクチンの効果は70%程度)」「遺伝子ワクチンはヒトの遺伝子には影響しないこと」「ワクチン接種が進み、多数の人々に免疫ができればマスクの必要はないが、マスクはインフルエンザや風邪からかかりにくくすること」「ワクチン開発に関わって、北里柴三郎をはじめとする多くの日本人が活躍していること」などです。

 私事で恐縮ですが、4日前にワクチンの接種をしてまいりました。発熱もなく当初腕に筋肉痛のような痛みを感じるという副反応が生じましたがずいぶんましになっています。ワクチン接種が進みいわゆる集団免疫ができ、通常の生活に戻れる日が来ることを願っております。