初任の先生の授業を見学しました

 本校には今年度、国語科と数学科に新規採用の先生をお迎えしました。4月から、様々なことに一生懸命に取り組んでおられますが、特に授業を第一に考えて、先輩の先生方の授業を参考にしたり、アドバイスを受けながら、試行錯誤をされている日々だと思います。

 今日の授業はどちらも1年生の授業でした。国語科の先生の授業は、自分で考える時間、ペアで考えたことを共有する時間が設定されていました。頭で考えたことを自分で書く時間も設定されていて、受け身にならない工夫がされていました。数学科の先生の授業は、説明の段取りがきちんと考えられていて、わかりやすくかつテンポよく進められていました。テンポよく進めながらも、全体によく目配りして、生徒の皆さんがちゃんとわかっているか、どこでつまっているかを把握して、適宜フィードバックがされていました。

 両方の授業を見学し終えて、ふと思ったのは、「自分が初任の時、こんな風にうまく授業ができていなかったよなあ・・・もっと余裕がなかった気がする。」ということです。

 とはいえ、まだまだ学ぶことは多く、激動の教育現場では、アンテナを張って情報を得ること、目の前の生徒の力を伸ばすにはどうしたらいいかという視点を持ち続けることが肝心だと思います。伸びしろがたくさんあるお二人の先生方が、これからどんな風に成長していかれるのか、楽しみです。

そして、今週は相互授業見学週間です。あちこちの教室で、忙しい時間をやり繰りして見学されている先生方の姿が見られました。色々なヒントを得られたり、授業について話し合う時間を少しでも持つことで自分自身の授業をブラッシュアップさせていってください。