風の彫刻家

 新しい年早々に、素敵なお話が飛び込んできました。本校の卒業生で、本校の中庭にもその作品「かぜとひかり」が設置されている風の彫刻家・新宮晋氏を豊中市立芸術文化センターにお迎えし、「新宮さんと語り合おう」という企画のお話です。その企画を進められている元豊中市副市長の方と芸術文化センターの方が、昨日豊中高校にご来校いただき、この企画について説明してくださいました。そして、未来のことを語るのに、高校生も参加してほしいという新宮氏のご希望とのことで、「豊中高校の生徒に参加してもらえませんか?」というお話でした。とてもありがたいご提案です。

 そして、母校豊中高校の同窓会・豊陵会も後援を快諾されたとのことで、豊陵会の方々も校長室までお話に来てくださいました。その中のおひとりは、美術部のOBの方で、その方から、神戸新聞に1月1日から連載されている「風の彫刻家 新宮晋の軌跡」という記事をいただきました。その記事には、新宮氏が「地球の素晴らしさを伝えたい」という思いで、日本だけでなく、世界のあちこちに出かけて行かれて、言葉、宗教、肌の色などの違いを超えて世界の人たちとつながっておられるエピソードが書かれています。そして夢を夢で終わらせず、夢の実現に向けて進み続ける情熱。生徒の皆さんにもぜひ読んでほしいです。

 新宮氏が豊中市立文化芸術館に来られるのは、2月半ばの予定です。詳細が決まり次第、お知らせしたいと思います。ぜひ、会場に足を運んで、ひとりでも多くの豊高生に新宮氏のお話を聞いてほしいと思います。