4月になりました!

 令和5年度のスタートは、休日の土曜日となりました。少し気が早いですが、令和5年度の最後の日・3月31日は日曜日ですので、休日で始まり、休日で終わる学校の一年間となります。

 さて、今日から変わることが色々ありますね。学校に関わることでは、すでにお伝えしました『マスクとヘルメット』です。

 4月1日から、学校でのマスクの着用は原則不要となり、着用するかどうかは「個人の判断」となります。また、「黙食」も不要となりました。首席の先生が、食堂の黙食の掲示を取り除いたり、パーティションも円卓で向かい合った時の距離が離れている場合は、必要ないので片付けてくださいました。

 自転車に乗る場合は、「ヘルメット着用が努力義務」となりました。今日街の様子を見ていると、誰一人ヘルメットを着用していませんでした。様子見でしょうか。私はこれを機会に、駅まで基本自転車に乗っていたのですが、歩こうかと思っています。でも、朝の時間は貴重なので、どうなりますか。

 学校以外のことでは、車の自動運転のレベルが上がったり、賃金のデジタル払いなど、今までは思いもよらなかったことが、どんどん現実のものとなっています。また、「子ども家庭庁」の発足や男性の育休取得の促進など、子育てに関することに力が入れられているようなのですが、その中で、朝テレビを見ていて驚いたことがあります。「出産育児一時金が、42万円から50万円に引き上げられた」のですが、ある妊婦さんの通院している病院では、出産費用が8万円値上がりしたというのです。なんということなんでしょう!!その方は、インタビューに答えて、「値上がりは覚悟していたけど、8万円とは!」と憤りとあきらめが入り混ざったような表情をされていました。これが現実なのですね。

 何もかも満足いくようにできるなんてことはありえませんが、優先順位をつけて、実のある対策を実行するしか、未来はないのかもしれません。これまでのように、「仕方ない」とごまかし続けていくには、もう限界が近づいています。生徒の皆さんや、幼い子どもたちだけでなく、これから生まれてくる子どもたちの未来は、「仕方ない」ではすまない状況になってしまうのだと誰もが気になっていることだと思います。明確に意識して、解決のために動いている人もいれば、何ができるかを考えている人もいるでしょう。また、何かをしたいと思い、自分にできることは何なのかと探している人もいます。そういうひとり一人の思いがつながっていくことがよりよい未来へ道を拓くのだと思います。

 令和5年度も前を見て、一歩一歩進んで行きましょう!!