梅田ダンジョン

 今日のNHK「ブラタモリ」は、梅田!そして、「へええ!そういうこと!」とわかったことがあります。

 これまで長年ずっと「梅田の地下は迷路」「どんどん変わっていって、もうわけわからない!」と思っていました。そのように言われる迷路のような梅田の地下街のことを「梅田ダンジョン」と呼ぶのだそうだということも少し前に知りました。3年前に初めて淀川を超えて、2学区の高校に勤務となり、梅田で乗り換えて通勤するようになったのですが、残念ながらコロナ禍のため、「通勤時間帯の御堂筋線・JR大阪駅間の乗り換えは地獄」と聞いていたにもかかわらず、その地獄を経験することなく、それどころか、最初の何ヶ月かは、少し帰りが遅くなると、閑散とした梅田を歩くという貴重な経験をすることができました。一昨年には、どんどん人混みが戻ってきましたが、それでもまだ全盛期の6割くらいだろうと感じていました。去年、豊中高校に赴任して、今度は、御堂筋線から阪急線に乗り換えることになりました。あの三番街へ向かう坂になった地下道は、結構な人混みです。特に今年になっては、完全に戻ってきた!という感じです。朝の黙々と前に進む通勤風景なのですが、時々、もたつくことがあります。どうしてだと思いますか?そうです、「歩きスマホ」です。あの神経がわからない!と思うのですが・・・。あっ、話が横道にそれました。地下街の話に戻ります。

 今日の「ブラタモリ」で、私がよく通る地下の通路が紹介されていました。時々、お目当てのパンを買うために、まっすぐ帰らず、遠回りするときの経路です。階段を降りて、上がって、坂があってと、なんでこんなにめんどくさいのかと思っていました。その謎が今日、解けました。昭和30年代に、梅田周辺で「地盤沈下」が起こったそうなんです。

 そして、「へええ!そういうこと!」というのは、どういうことかというと、なんと、梅田の地下街は、地上の道路の下に作られているということなんです。複雑だったのは、地下道ではなく、地上の道路だったということでした。

 そんなこととは知らず、「梅田の地下は、わけわからない!」と長年言い続けてきました。知らぬこととはいえ、ごめんなさい!とテレビを観ながら思いました。

 まだまだたくさんあるんだろうな。長年思い込んでいて、実は・・・ということ。

 生徒の皆さんにもそういうことがありますか?(あっ、長年ってことはないですね、皆さんは)