コロナ第9波!?

 政府分科会の尾見会長が、「コロナ第9波はもう始まっている可能性がある。」と発信しました。先週、沖縄では、医療の緊急事態が近いという報道もありました。

 今年度は当初から、「マスクの着用は個人の判断」から始まり、5月に「インフルエンザと同じ、5類への移行」もあり、コロナが収束していくのだろうと思わせることが続いています。事実、学校現場でも、教育活動に対するマニュアルも緩和の方向に大きく動いていて、コロナ前に戻るというわけにはいかないけれど、できることがぐんと増えてきた!という明るい気持ちになっているのも事実です。でも、手放しで喜んでいるわけではありません。基本的な感染症対策の徹底はもちろんですが、大きな行事がある時には、本当に心配です。それでも、今こそ「正しく恐れる」ということが必要なのではと思っています。それと同時に、一人ひとりの自覚や責任ということが大切なのではないだろうかと思います。インフルエンザでも、自分勝手な判断で無理して出勤したり、登校することで、感染が拡がる可能性があることは、以前から言われてきました。それだけ無謀な行動をしてしまうことが事実あるからだと思います。5類に移行したコロナですが、命の危険があることにはちがいなく、また後遺症についても心配なことが多いです。

 今こそ、自分を大切にすると同時に、周りの人も大切にするという「当たり前のこと」を徹底して行動していかねばならないのではないかと思います。