「異常」が「当たり前」に

 昨日、このタイトルでブログを書きかけていたのですが、途中で用事が入って断念。なんのことかは、皆さん察しがつくと思いますが、天候のことです。この夏、なんど「異常」という言葉を発し、また耳にしたことか。あいさつ代わりに、「異常な暑さですよね。」と。暑さを形容するフレーズが、「猛烈な」「酷い」から、「命が危険な」などと年々強烈になってきました。そして、もうひとつ、話題になるのが、「これは異常気象ではなくて、普通になっていくんだろう。この先、10年後はどうなっているんだろう。」ということです。

 昨日も校長室から職員室や保健室に移動するとき、廊下に出るとなんともいえないもわーっとした、息苦しくなるような感じでした。また、北海道では異常な暑さのため、学校が休校になっているとか。(冷房設備がないためですよね。)昨夜のテレビの天気予報では、日本列島が真っ赤に染まっていました。もちろん、暑さだけでなく、自然現象にも「異常」が見られ、「今までに経験したことのない大雨」「世界各地で起きている山火事」など、以前では驚くようなニュースだったことが、いつからか「またか」となり、今や「当たり前」になりつつあります。

 今朝、家を出るとびっくりするくらい涼しく、ものすごくほっとしました。皆さんのお住いのところではいかがでしたか?少しずつでも朝晩は涼しく感じること多くなっていき、この夏を乗り切れた!と思う時がくるのでしょうね。でも、それでほっとして、忘れてしまってはいけない事態に地球はなってしまっているというのもまた真実ですね。

 3年生は今日まで実力考査、1・2年生は授業がスタートしています。文化祭の準備、そして部活動は公式戦を控えているところもあり、忙しい毎日だと思いますが、心身を休めることも忘れないようにして過ごしてください。