65分授業について

 現在50分7限(木曜日のみ6限)で行っている授業を来年度から65分5限(1日のみ6限目にLHRの予定)に変更するということを先週14日に、全校生徒の皆さんに放送でお伝えし、保護者の皆様にはPTAメールを通じてお伝えさせていただきました。また、本校のWebページにも掲載させていただいています。

 生徒の皆さんにお伝えしたように、現在の50分7限では、授業の終了が16時となり、放課後にゆとりがないこと、午後から3時間の授業は集中力を保つのが少し難しいこと、一日7時間あると予習や課題等をこなすのが毎日大変なことなどが、教職員の間でも課題として認識されていました。それを解決するために、65分5限に変更することを検討してきました。今より15分授業時間が増えることで、知識の定着や活用、個人で課題に取り組む時間、仲間とともに課題に取り組む時間等をとることができ、より深い学びができるように工夫ができるのではないかとも思います。色々な意見があり、様々な角度から検討しましたが、今のままを続けるより、65分5限に変更する方が、これからの豊中高校にとってよりよい選択であると決断しました。

 もちろん、授業時間を変えたからといって、それでいいというわけではありません。生徒の皆さんの間でも「今より15分も長くなる65分の授業に集中できるだろうか。」と心配している人もいるかもしれません。そして、放課後にゆとりができるといいましたが、有効に活用しなければ意味がありません。私たち教職員も知恵を出し合い、豊中高校を前に進めていくために、生徒の皆さんがこれからの社会を生き抜く力を育むために、これまで培ってきたよいものは継続し、変えていくべき所は工夫をしていかなければなりません。と同時に、生徒の皆さんも言われたことだけをするのではなく、自分にとって何が必要か、何をすべきかをしっかりと考え、自ら学ぶ姿勢を確立すべく、より能動的に高校生活を送ってほしいと思います。

 単に授業終了時間を45分短縮するための変更ではないということを心に留めておいてください。