やっと、朝からやさしい陽光に包まれて、阪急電車の車窓から風景をながめていました。でも明日からまた雨の予報ですので、「通勤電車の窓から晴れの景色を見るのはこれが最後だなあ」と思い、曽根駅あたりでは、着陸寸前の飛行機の姿が車窓から見えないかなと密かに期待していたのですが、残念ながら姿は見えませんでした。
学校に着いて、正門に入ってすぐ、グラウンドに向かいました。桜の様子を確かめたかったからです。今年は開花が遅いと言われ、今週前半にはとの開花予報だったのですが、この寒さでさらに遅れているようです。
まだつぼみは、こんな感じです。でも週後半から気温が上がっていくようですから、入学式は大丈夫でしょうね。
仕事を終えて、学校を出ようと下足室に向かうと、新1年生の学年主任を務める先生とばったり出会いました。この春3年生を卒業させたばかりなのですが、休む間もなく新1年生の学年主任をお願いし、短い春休みの間にも新入生を迎える準備に忙しくされています。私も経験がありますが、3年生を卒業させてすぐ、1年生を迎えると、少し感覚が狂うことがあります。なんでも自分たちでちゃちゃっと決める3年生に慣れてしまっていたので、一から説明しないといけない（当たり前のことですが）1年生に少しとまどい、そしてまたそれが、おもしろくもあります。それに3年経つと、生徒の様子もずいぶん変わっているものなので、それもまた新しい発見があったり、なのです。学校もこのつぼみのように、新年度がくるのを待っています。