電子タバコのこと

 11月12日(火)の午後、府立池田高校において職域合同研究協議会という会合がありました。

 この会合は、学校保健の推進に関わる各校の学校医・学校歯科医・学校薬剤師と養護教諭、保健主事、校長等が集まり、講演、研究発表を踏まえ、協議、情報交換を行うものです。

 この日の講演のテーマは「電子タバコ」。

 電子タバコには、「ニコチン供給電子タバコ」と「ニコチン非供給電子タバコ」の2種類があり、前者は「たばこ葉」を使うタイプのもので、後者は香りのもとになる液体を気化するタイプのものです。

 日本で販売されている後者のタイプにはニコチンが含まれていませんが、気化する際にホルムアルデヒドなどの発がん性物質が発生するのだそうです。また、液体を気化するタイプのもので外国製のものの中にはニコチン入りのものもあるとのことです。

 いずれにせよ、未成年の喫煙は認められていませんが、成人したとしても喫煙は肺がんや心筋梗塞等のリスクを伴うことを理解しておきたいと思います。