豊中高校から平和について考える②

 昨日に続いて、平和についてです。

 今日は世界に目を向けてみましょう。

 豊中高校20期生で医師の村上優氏(※)は、現在ペシャワール会の会長として、パキスタンやアフガニスタンで医療支援・農業支援・灌漑事業などを行なっていた故中村哲医師(写真)を支援する活動をされています。

 アフガニスタンでは、1979年のソ連侵攻以来紛争が絶えず、戦闘やテロで子どもを含む民間人が多く死傷してきました。世界で2番目に多い約270万人の難民を出しており、世界で最も長く続く難民危機の一つです。戦闘に加え、干ばつによる食料不足も深刻です。(特定非営利活動法人 国連UNHCR協会のHPより)

 現在の日本は食糧危機や医療危機にはありませんが、紛争や貧困など様々な問題が世界中にはあり、豊中高校の教育活動の中で何ができるのか、改めて考えさせられました。

※ 村上優氏には来年5月に開催する創立100周年記念式典での記念講演をしていただく予定です。