第103回全国高校野球選手権 大阪大会に向けて、6月12日の朝刊に豊中高校野球部の記事が掲載されました。
決意を示す言葉として選んだのは「一陽来復」。よくない事の続いた後にいい事がめぐって来ることを表す言葉で、コロナ禍の先に希望を見いだしたいという思いが込められています。
さて、昨日のブルグで紹介した京大講演会に来ていただいた村上章副学長(高校26期)がこの記事をご覧になって、三国志の研究者である井波律子氏の著書「一陽来復;中国古典に四季を味わう」の紹介記事を書かれたことを思い出され、早速その記事を送ってくださいました。
この著書には、中国の古典詩の読み味わい方や日常生活と関連付けたエッセイなどが収められており、村上氏はその中から、次の陶淵明の言葉を紹介されていた。
「読書は好きだが、」徹底的に理解しようとは思わない。自分の気持ちにぴったりと合うところがあるたびに、うれしくなって食べることさえ忘れてしまう。」
野球部の話から、読書の極意に話は飛躍しましたが、いかがでしたでしょうか?