10月20日(水)の午後、豊陵ホールにおいて、PTA主催の進路講演会が行われました。
講師は大阪成蹊大学・短大の教育研究支援統括本部長の向畦地昭雄先生で「親として知っておきたい高校生のトリセツ」をテーマに話していただきました。
大学の現状に始まり、ご自身の高校時代の挫折や北野高校校長時代のエピソードを交え、
・全入時代の大学選びとは・・・
・産業界が求める「主体性」「実行力」「課題設定力」
・勉強のモチベーションは「わかること」「楽しいこと」「目的があること」
・成績が伸びないときにあきらめないこと(脳科学の知見より)
・方法記憶から知識記憶へ、さらに経験記憶に
・インプットしアウトプットすることが勉強のコツ
・子どもは親の思い通りにはならない
・親が知るべきこと:「なぜその大学に行くのか?」「いくらかかるのか?」
・親が守るべきこと:「決断を迫りすぎない」「精神的に抱きしめる」「『がんばれ!』ではなく『がんばっているね!』」
・親が言ってはいけないこと:「うちの子には無理です」(限界を示すような言動)
などの内容でお話しいただきました。
向畔地先生とは20年ほど前から10年近く大阪府教育委員会事務局(現、大阪府教育庁)でご一緒させていただいた仲です。今回の講演を聞き、私も生徒に自分の受験の失敗談を含め話をしたいと思いました。