【LASTまであと1回】地域の皆さんへ

 豊中高校は豊中中学校時代から、豊中市のこの地にあります。

 「豊高(とよこう)」という呼称は、地域の皆さんから親しみを込めて使っていただいています。

 地域に高校が存在しながらも、小学校や中学校のように近隣の子ども達が通学するという制度ではなく、高校は府内全域からの志願者から受入れをしており、豊高生あるいは豊高の教員にとっては地域との心理的距離は、小中学校と比べてずいぶん大きいと感じていました。

 その一方で、部活動単位での知己での清掃活動や演奏会などは実施されていて、「豊高の子が堀田会館に来てくれた」といった声を聞くこともありました。

 校長に赴任以来、地域との連携を重視することが府立高校のミッションの一つと考えていたため、可能な範囲ではありますが、地域の会合等にお邪魔し、その内に顔を知っていただけるようになりました。

 地域の会合で何回かお会いした長内豊中市長(当時副市長)とも顔なじみとなり、豊中市と豊中高校は包括連携協定の締結に至りました。

 また、上野連合自治会の渡辺様とは、上野公民館長時代からのご縁で、上野地域の防災訓練などでご相談があり、豊中高校の校地内に地域の防災倉庫を設置することとなりました。

 豊中高校はこれからも、豊中の皆様に愛されるような学校であり続けたいと思います。

 どうか引き続きのご理解・ご支援と、そして苦言も含めた叱咤激励をいただくことをお願いいたします。

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