『進路を考え、行動する秋』

 本日6限目は、3学年とも進路HRでした。

 1年生は、文理選択の最終決定に向けて、講師の方をお迎えし、オンラインで進路講演会を行いました。まだ迷っている人もいると思いますが、焦らず、納得いくまで悩んでください。でも一人で悩んでいるだけではだめです。調べたり、人の話を聞いたり、行動してください。そうやって自分で決めたら、一歩前に踏み出す力が生まれてくると思います。

 2年生は、実力考査が返却され、考査や模試を受けた後に必要なことが身についているかや、大きな行事も終わり、2年生後半は、自分の進路についてしっかり考え、やるべきことを実行していくことなどが伝えられました。2年生の皆さん、本当にこれからが大切な時間ですよ。部活動や趣味の時間ももちろん大切にしながら、ただ漫然と授業を受けたり、与えられた課題をこなす、あるいは適当にこなすのではなく、高校卒業後の自分を思い描き、考え、必要だと思うことに取り組みましょう。

 3年生は、もうあと共通テストまで4ヶ月ですね。具体的な受験準備の情報がたくさん伝えられました。ついうっかり聞き逃したり、忘れたりして、後悔するということもよくあります。大学受験は、いかに自分で、自分のために、しっかりと情報を集め、必要な情報を自分のために使えるか、という面もあります。それこそ、願書や何かの手続きの締め切りを忘れていたなんて、あってはならないことですが、そうならないようにするのも自分です。受験勉強だけではないということですね。

 さて、2年生のHRでも伝えられていた考査や模試の有効活用のことですが、一学期にもこのブログでも触れたと思います。とても大切なことです。必ず、1年生のうちに身につけ、2年生になったら言われなくても自然にできるようになり、3年生になったら効率よく活用できるようになる、これが理想だと思います。豊高生なら、「当たり前」のこととして実行してほしいところです。

 ♪模試、模試、かめよ、かめ三回!♪という「もしもし、亀よ、亀さんよ」という童謡の替え歌があるくらいですからね。「模試は、返却されたら、三回はやり直して、十分に噛みしめ、自分のものにして初めて、受験した甲斐があるというものだ!」とかつて同僚の進路指導部の先生が、生徒たちに話していました。勤めていたある学校では、学年でこの模試のやり直しに取り組み、ぐんぐん成績があがったということもありました。効果は確実にあります。まだ習慣になっていない人は、時間がないなどと言っていないで、時間は自分で作って、まずはやってみてください。

 生きていくには、考えたり、悩んだりすることは必要な時間です。でも、行動しないで終わってしまったら、もったいないです。100%の確信がなくても、行動するというのもありだと思います。

   がんばれ!! 豊高生!! 自分を信じて前へ!!