大阪府の教育センターでは、様々な研修を実施していますが、その中に教職経験１０年の先生方対象の悉皆研修があります。本校では今年度５名の先生が、忙しい校務の合間に研修を受講し、まさに今、そしてこれからの教職に必要な多岐にわたる分野について学んでおられます。そのひとつひとつをどう受け止めるか、どう活かしていくかは、それぞれの先生方次第です。
本校の５名の先生方が先週から今週にかけて授業公開を実施されました。まず「めざす授業」について話し合い、テーマを決めて、それにそって各自が授業案を考え、全体に公開し、実施後研究協議をするという計画です。授業を見に来る時間がない先生方のために、授業動画を公開したり、実施後の研究協議の議事録も共有するとアナウンスされました。単に研修を受講するだけでなく、こんな風に自らが動くことはとても素晴らしいことだと思います。
５名のうちお一人の先生の授業は、会議と重なり見学ができなかったので、教頭先生が他の日に見学することを了解してもらってくださっていますので、後日見学に行く予定ですが、他の４人の先生の授業は今日までに全部見学をすることができました。
どの授業も日頃から実践されていることに加えて、色々工夫をされ、意欲的に取り組んでおられることがうかがえる授業でした。急ぎの仕事があり、一時間全部見るのは無理かなと最初は思っていたのに、気がつくと最後までしっかり見学させてもらいました。放課後、教頭先生と授業見学を振り返り、「これからが楽しみ。とても頼もしいね。」と共感していました。研究協議の報告を楽しみにしています。