ひっつきむし

 今日の2限目、生物基礎の授業を見学しました。その中で、「ひっつきむし」が出てきて、担当の先生が、草むらに入ったらいっぱいくっついて、お母さんに「何いっぱいくっつけてるの!」とか言われた・・・というようなお話をされ、その様子がすぐぱっと思い浮かびました。と同時に、今の高校生は、どうなのかな?「草むらに入っていく」なんてことがあるの?ひっつきむしって知ってるの???と疑問が沸いてきて、思わず近くの席の生徒に聞いてみると、「知っていますよ」との返事でした。そうなんだ、今時の高校生でも知っているのね・・・と新たな発見でした。今度甥っ子に聞いてみよう。

 授業後、担当の先生が校長室に来てくださったので、この話をすると、「案外、知ってるみたいですよ。」とのことでした。そういえば、北摂は、緑が多いですものね。大阪市内とはちょっと環境がちがうんだろうなと思いました。もうずいぶん長いこと、ひっつきむしを見ていません。

 ところで、ちょっと「ひっつきむし」をネットで調べてみました。そしたら、トップに出てきたのは、「接着剤」ほらね!なので、今の若い世代は、ひっつきむしと聞いて、植物だとは思わないのではないかと思ったのです。

 ひっつきむしの正式名称は、「あれちぬすびとはぎ」というなんとも物騒な名前なんですよ。でも、萩に似たかわいらしい花が咲くそうです。