SISTEMIC2023報告会その2

 校内選考の時に、私も面接官をしましたので、SISTEMICで取り組む内容については簡単に説明を受けていたのですが、本番では、本当に過酷な密度の濃い時間だったようです。

 高度な内容の講義を英語で受け、様々な国の高校生たちと英語でコミュニケーションをとり、そして、課題コンペ部門では、参加生徒をシャッフルして20チームを作り、5つの課題の中からくじで1つを選び、イノベーションチャレンジをします。実に8時から22時までの長丁場の取り組みです。日曜日は休日で、観光もしたようですが、それでもプレゼンテーションの練習など、まるっきり遊ぶということはなかったようです。

 最終日に、各チームがプレゼンテーションを行い、審査があり、午後閉会式と表彰式がありました。豊高生も"SOCIAL IMPACT AWARD""BEST ENGINEERING PRDUCT"という表彰状とメダルを受賞しました。

 3人に一言ずつ感想を述べてもらいましたが、「他国の高校生の資質の高さに圧倒され、自分がまだまだだと実感し、がんばらなければと思った。」「他国の高校生の英語でのコミュニケーション力の素晴らしさを目の当たりにして、自分ももっとがんばろうと思った。」「最先端の科学技術を実際に見て、体験することができたことで、とてもワクワクし、本当に楽しかった!」と、それぞれにこの貴重な体験から、ものすごく刺激を受けたんだなということが伝わってきました。何より、こんな厳しい研修の期間をがんばれたことは、皆さんのこれからにとてつもないエネルギーを与えてくれることと思います。本当にがんばりましたね!

 この研修には、教育基金からご支援をいただきました。ありがとうございました。