大阪大学講演会~豊高学習サポートプログラム~

 7月10日(火)の午後、1年生は大阪大学にて、講演会に参加しました。能勢分校からも4名の生徒が参加しました。

 大阪大学理事・副学長の田中敏広先生から、「未来社会デザイン学・大学で学ぶとは?」というタイトルで、ご講演いただきました。生徒の皆さんの感想を読んでいると、最初は難しいかも?と思ってお話を聞いていたようですが、それぞれに理解し、自分の今日から未来に向けて動き出そうと思った人がたくさんいたようです。また、大阪大学についても説明していただき、大学のことだけでなく、「大学生としての学び」についても新たな発見があった人もいました。

 「自分の大学へのイメージが明るい感じになりました」

 「普段からニュースや世の中の出来事に関心を持つようにしたい」

 「自分の専門だけをやればいいのではなく、専門を突き詰めていくと、またちがう学問とも関わってくる。多様な知識との結びつきが大事」

 そして、田中先生の「地球が直面している複雑な問題に果敢に挑戦し、未来社会を描ける〔デザインできる)人が、今、世界で求められている。」というお話を聞き、

 「自分も色々なことに興味を持ち、自分の得意を追求しながら、様々な知識を身につけ、未来社会の課題に向き合う力を大学で鍛えたい」

 と、大学で学ぶことの意味を意識した人もいました。

 また、本校の卒業生で現在大阪大学外国語学部、基礎工学部、医学部保健学科の3回生の3名の先輩たちが、大学生活について話しをしてくれました。現役の大学生から話を聞くことで、大学について身近に感じられたのではないでしょうか?

 1年生の皆さんが、初めて体験した学習サポートプログラムですが、いかがだったでしょうか?高校の外に出て、お話を伺ったり、見学をしたり、インタビューをしたり、プレゼンをしたり・・・とこれからそういう機会がどんどん増えていくと思います。教室での学びとはまたちがった学びに出会うことは、皆さんの可能性を広げていくと信じています。今日やってみようと思ったこと、興味を持ったことを「思う」だけにとどめず、実行に移してください。そうでないと何も生まれません。