学校閉庁日

 本日12月29日から1月3日まで、本校の学校閉庁日となります。働き方改革の一環で、学校閉庁日を夏季と冬季の休業中に各校で定めるようになって数年が経ちました。この期間は、生徒も登校禁止、教職員も勤務しないこととなります。ただ、緊急の場合はもちろんですが、1月早々公式戦がある場合などの部活動は認められています。すでにお知らせしましたように、男子バスケットボール部が、今日は練習を行いました。それ以外は、完全休業に入ることになります。

 私が部活動の顧問をしている頃と比べても、ずいぶん変わったなあと思います。ある高校でサッカー部の顧問をしていた時は、12月もぎりぎりまで練習、1月も3日から練習、そしてOB会の初蹴りなどがありました。当時、母が、「いくらなんでも働き過ぎでしょ。」と言っていたのを思い出します。まあ、家の大掃除を手伝わないということで、腹を立てていたのですが(笑)

 働き方改革。現場にとっては、なかなか思うように進まず、うまくいっているとはとても言えない状況です。学校だけでなく、色々な職場で、人手不足が深刻になっている日本。誰かの犠牲で成り立っているつもりになっている今の社会の危うさが、だんだん鮮明になってきています。新しい年には、少しでもよい方向に進んでいけることを真剣に考えないといけません。